アクセス解析

2007.12.22

広告の目立たない無料アクセス解析

本館 で使っているアクセス解析サービスをinfoseekのものからAccessAnalyzer.comのものに変更した。

実は年間3,150円の利用料を支払うほどアクセス解析データへの興味が持てなくなり、今年の8月にinfoseekの解析の利用を取りやめていた。今後も強い興味は持てそうにない。しかし、無料コースに切り替えるとかなり目立つ広告バナーが表示される(サンプルページ)。これには抵抗を感じるので、もうアクセス解析はやめようかと思いかけていた。

でも何を隠そう「アクセス解析」は私のサイトの主要コンテンツの一つだ。Googleで アクセス解析 個人情報 または アクセスログ で検索すると私のページがトップか2番目に出てくる。今でも人力検索系のサイトからよくリンクされる。個人ページを開いたばかりの頃に好奇心のおもむくまま調べて書いたことが、思いがけず利用され続けている。

広告の目立たない無料アクセス解析サービスって無いんだろうか。それほど真剣に探したわけではないが、このほど、よく訪問するサイトにAccessAnalyzer.comのバナーがあるのを発見した。かなり見つけにくい。何十回と訪問して初めて気づいた。解析内容はinfoseekと同程度に詳細。

これで行こう。と決めてさっそく設置。本館の 表紙 のバナーは、設置した本人ですらどこにあるやらわからなかった。他の画像やバナーが全然無いシンプルなページなのに。視力に自信のある人は探してみてください。見つけてクリックすればAccessAnalyzer.comのサイトへ行けます。(用のない人には何のメリットもありませんが・・・)

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2006.08.05

アクセス解析は、していませんでした

 このブログを始めた直後から「アクセス解析は、しません」を標榜してきた。閲覧者のIPアドレスを記録する解析が個人的に好きでないからだ。

 しかし、8月2日からこのブログ(ココログベーシック)にアクセス解析機能が付いた。ココログからのメールマガジンで知った。

 「ベーシック」にもアクセス解析機能が付加されることは数ヶ月前から告知されていたが、私はさほど気にかけていなかった。これまでもココログの上位仕様にはアクセス解析機能が付いていた。それを試用してIPアドレスを取らない解析であることを確認していたからだ。(ココログのアクセス解析は訪問者にとことんやさしい

 ところが新サービスの内容を見て驚いた。IPアドレスをきっちり取るだけでない。クッキーを利用して訪問者にIDを付け、移動履歴が一目でわかるようになっている。何月何日何時にアクセスしたか、最初にどこのリンク元からやってきたか、どんな順序でページを移動したか、それぞれのページを何分何秒間読んでいたか。
 しかも「○ページ以上移動した履歴」で検索でき、特に熱心に読んだ閲覧者を簡単に見つけられる。(ただし移動履歴の保存期間は7日間。)

 さらに、IDを名前に置き換えて表示することもできる。名前がわかっている相手(コメントやトラックバックを受信したことがあればIPアドレスがわかる)の訪問を見つけやすくなる。

 ソーシャルネットワークや楽天ブログには「足あと」機能があり、誰が訪問したか書き手にわかることが快感をもたらして「中毒者」まで生み出すらしい。ココログも遅まきながらこのメカニズムを利用する姿勢に転じたということか。

 しかし、ソーシャルネットワークや楽天ブログのようにログインして足跡を残す仕組みのところは、むしろ訪問者が意識して足跡をつけに行くわけだ。参加者はみな平等に、互いがどんな足跡を残しているか知ることができる。それに対してIPアドレスによる解析は、知らない間に行動を把握される読者が発生する。
 ここまで個人の閲覧履歴を把握できるアクセス解析が必要なのだろうか。ココログ開始当初のようなアクセス解析拒否感論議が再燃しないか。

 ともかく、これからは「アクセス解析はしません」と標榜できない。苦しいながら「アクセス解析はしていませんでした」と題したこの記事を作成して自分の立場を表明する。実のところ個別の訪問者を意識するほど暇ではないが、やろうと思えば上記のような情報が取れるようになったということを書いておく。

ココログのアクセス解析の仕様

 新アクセス解析活用術(ココログ通信第9回)
 ココログサポート:使い方ガイド:アクセス解析

8月2日からの新サービスへのユーザーの反応

 検索と 新アクセス解析導入について(ココログスタッフルーム) へのトラックバックから反応を見てみた。意外な気もするが、すべて好意的な評価。私のような感想は一つもない。

 ココログベーシックにもアクセス解析!(Speak Low)

 アクセス解析(転べ!世渡り下手の会社員)

 アクセス解析が始まった。(安住紳一郎が好き)

 アクセス解析(チ イ の H a p p y 生 活)

 ココログのアクセス解析がバージョンアップ……していた(大阪てきとー日記)

 アクセス解析が新しくなりました。(manabiBlog)

 ココログベーシックでアクセス解析が標準装備になった。(「ありしあ」の「あ」)

 アクセス解析きた。(Unknown Underground)

 新アクセス解析は大幅機能アップ(グワンチェ@ココログ)

 ココログアクセス解析リニューアル(まきえもんが斬る)

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2004.03.28

アクセス解析の話はまだまだ続く・・・

 アクセス解析について私が今の時点で書ける技術的な情報はほぼ書き尽くしたので、本館にまとめのページ アクセスログと個人情報:続編 を作りました。
 この先また書きたいことがでてくるかもとは思いますが、このへんで私の感想をひとこと述べておきます。
 もともと個人サイト開設の目的や方向性は人によってさまざまで、アクセス解析というのは是非を論じるような性質のものではありません。でも、「アクセス解析はイヤだなと感じる人がいる」ことを話題にするだけでも、実際に解析してるウェブマスターはちょっとピクッとしてしまうものかもしれません。
 こういうことが話題になることで、解析を使っているサイトにどんな不利益があるでしょうか。考えられるのは、
1.掲示板での書き込みやウェブマスターへのメール(blogではコメントやトラックバック)が少し減るかもしれない。
2.書き込み等をする人によるアクセス数が少し減るかもしれない。
 だと思います。書き込みもメール送信もしない人にとっては、自分の閲覧行動が把握されても、別にどうってことないでしょう。(ただし、職場からのアクセスを除く。)
 個人的には、アクセス解析をしているサイトに特に悪い印象は持ちませんし、実際私も本館ではアクセス解析をしています。ただ、アクセス解析に対する姿勢には、ウェブマスターの個性が表れて面白いなと思います。それから、解析結果で検索語ランキングなどの話題は全然かまわないのですが、特定のIPからのアクセスや個人の閲覧行動に着目した話をしているサイトを見かけると、このサイトを訪問するのはイヤだなと思います。

 アクセス解析に関して、よそでも話題になっていたので御紹介します。

「はてな」でのアクセス解析に関する質問
 心理学にまつわる活動日記 のかつやさんに教えていただきました。

アクセス解析をしてるHPを不愉快に感じてる皆さんに質問です。アクセスログを取ってるサイトって不快に感じますか? 今、アクセス解析を止めようかどうか悩んでいます。不快だと感じる人は、その理由を出来るだけ詳しく教えて頂けないでしょうか?

という質問です。回答には私も書いてきたような理由が並んでいます。話の流れは「気にする人はそれほど多くない」「IPアドレスを取らないオープン解析なら気にならない」といった読者寄りの答えと、「サーバーログやSSIの使える環境でサイトを開設して、こっそりログを取ればよい」といった管理者寄りの答えに分かれています。
 私は「こっそりログが取れる環境」のサイトについては全部ログが取られているものと考えて行動しています。ココログもそうですが、初心者向けホームページ開設サービスでは、たいてい「こっそりログ」は不可能です。そういうサイトのほうが私には安心感があります。

掲示板「日々是好日」
 Kappa.web さんの掲示板。アクセス解析(3/18付け)ありがとう~♪ (3/26付け) のスレッドでアクセス解析の話題が。
 ウェブマスターどうし、とても仲のいい雰囲気で気づかい合いながら話が進んでおり、みなさん真面目で、好感を持ちました。

あたしがアクセス解析し始めたんはサイト設立当初からやなくて途中から。目的は上に述べた事と、メインは大事なお知らせをサイトの常連さんがもれなく目を通してくれたかどうかを見るため。それ見ながらどこをどう修正すればより目立って全員の目に届くかを判断出来るからね。

という話には引きましたけど・・・私が「常連さん」だったら、あまりいい気はしません。でも、こういう話までできる人間関係というのは、すばらしいと思います。

ココログにおいての匿名メールアドレス
 あそびをせんとやうまれけむ より。言わずと知れたWEB快適活用フォーラムのシスオペTigerさんの人気blog。

逆に云えば、メールアドレスとかそういったものを乗り越えて、私とコミュニケーションしたいという人とは真摯にお付き合いしないといけないと思っています。

これには、ぐっと来ました。こういうことをさらりと書けるかたとは、IPアドレスどうこうなんて話は忘却の彼方へ去って、お付き合いしたくなります。・・・と思う人は多いんですねぇ。まあ、熱愛コメントが鈴なりで。一ヶ月以上も前の記事ですが、私も負けずに、今ごろトラックバック。
 Tigerさんファンのかたは、フォーラム&サークル 突撃インタビュー その1 でたっぷりお姿を拝見できます。

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2004.03.27

アクセス解析のログで目立ちたくないならクッキー削除を

 ひさしぶりに生ログを見て感じた。リピーターの中でクッキーをずっと削除していない訪問者は目立つ。だって「訪問回数***回」とカウントされていくから。目立ちたくない人は、ときどきクッキーを削除したほうがいいと思う。逆に、サイトの管理者に自分がアクセスしていることをアピールしたい場合は、クッキーを削除したらもったいない。お店のポイントカードのようなものだから。

 なお、クッキーはアクセス解析以外の目的でも使われている。今までまったく削除したことがない人は、削除することによって急にパスワードの入力を求められるようになったりして、戸惑う可能性がある。ただ、これは本来自分で憶えておくべきなのにクッキーが替わってくれていたもの。むしろ日頃からあまり頼り切らないほうが、例えばコンピュータに異常が起こってインストールしなおすような場合にも困らないと思う。

追記:続編あり  アクセス解析の話はまだまだ続く・・・

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Yahoo!BBのIPアドレスはほとんど固定か

 前の記事 で「IPアドレスやドメイン名から地域とプロバイダ名がわかるから、かなり確実に個人も特定できる」と書いた。
 でも、そこそこアクセスがあるサイトであれば、「東京都のOCN」や「大阪府のYahoo!BB」といった閲覧者は必ず複数になるだろう。また、地域性の強いサイトでは、同じ地域の閲覧者が多数になるはずだ。
 接続のたびに完全にIPアドレスが変わるのなら、そういう多数派グループ内での個人の識別は不可能なはずだ。しかし、「Yahoo!BBのアドレスはほぼ固定」という話を見かけることがある。実際、私はYahoo!BBを使っているが、モデムをリセットしてもIPアドレスはほとんど変わらない。数ヶ月に1回か、時には数週間に1回、ふっと変わることがあるものの、末尾の3桁が変わるだけで、他の部分は変わらない。
 いったい、Yahoo!BBのIPアドレスがほとんど固定というのは本当なのか。前々から確かめたいと思っていたのだが、このほど本館ページの生ログで調べてみた。

調査方法
 私が利用しているインフォシークのアクセス解析サービスでは、一か月分の生ログが保存される。そして、クッキーデータを利用すると、特定の閲覧者について、今回のアクセス情報、前回のアクセス情報、その前の・・・と一か月分さかのぼることができる。
 このようにして、接続ごとにどのようにIPアドレス(またはドメイン名)が変わっているか調べてみた。クッキーをOFFにしていない訪問者の中から、新しい順にYahoo!BBを10サンプル、そして比較のためにOCNを10サンプル選んだ。
 インフォシークの解析はドメイン名が優先して出力されるので、比較したのはドメイン名のほう。(ドメイン名とIPアドレスは1対1に対応しており、どちらかがわかればもう一方も調べられる。)
 本館にアクセスしてくださっているYahoo!BBとOCN利用の皆さん、どうもすみません。選んだ20例は、当然私にはどこのどなたかわかりません。以下のデータが何かの参考になれば幸いです。

結果と考察
 Yahoo!BBからの接続は、10例中9例がまったくドメイン名の変更がなかった。一ヶ月の生ログの中での最初のアクセスと最後のアクセスの間隔は2日から30日、平均14.3日。同じクッキーでの反復訪問について途中経過を見ても、一時的にドメイン名が変わったものさえなく、ずっと同じだった。
 ドメイン名が変わった1例のサンプルは、1回目のアクセスと2回目のアクセスの間隔が12日間だった。Yahoo!BBのドメイン名に入っている12桁の数字はそのままIPアドレスだが、変化したのは下3桁だけだった。
 この結果は、私の日頃の認識「IPが変わるのは数ヶ月に一度、その場合も下3桁しか変わらない」と一致している。

 でも、ここでYahoo!BB側だけに原因があるとは言えない事情がある。
 それは、IPアドレスが変わらないアクセスは、モデムが24時間オンラインになっている可能性もあるからだ。
 IPアドレスが変わらなかった9例の中に、期間中ずっとモデムがONになっていたものがあるかもしれない。

 そこで、OCNとの比較が必要になる。
 OCNからの接続は、10例中5例がまったくドメイン名の変更がなかった。最初と最後のアクセスの間隔は15から29日、平均20.2日。一時的なドメイン変更もなかった。
 一方、変更があった5例のうち3例は、1日、7日、16日の間隔での再訪で、いずれもドメイン名の中に含まれる数字の部分が変わっていた。
 残りの2例は、しばらく同じドメイン名が続いて、途中で変わったもの。

まとめ
 10サンプルを観察した結果、ドメイン名が変わったものの数は、Yahoo!BBが1例、OCNが5例。Yahoo!BBを使う人もOCNを使う人も、モデムを24時間ONにする割合は同程度と仮定すると、OCNとの比較で、Yahoo!BBのドメイン名(IPアドレス)が変わる頻度は低そうだと考えられる。(OCNでIPが変わらなかった5例の中で何例が常時接続なのか?OCNではモデムをリセットすれば必ずIPが変わるのか?についても興味はあるが、まったく謎だ。)
 もちろん、たった10例ずつで厳密なことは言えない。Yahoo!BBのIPアドレスは本当に変わりにくいのか。「私の場合は」という1例だけの報告でもいい。情報をお持ちのかたは、教えていただければ嬉しい。
 自分の接続情報は下記のサイトで簡単にチェックできる。REMOTE_ADDRがIPアドレス、REMOTE_HOSTがドメイン名。

 Environment Variables Checker
 麻弥さんのサイトの環境変数表示 Ver 1.0.5

追記:続編あり  アクセス解析のログで目立ちたくないならクッキー削除を

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IPとドメインからどの程度個人を特定できるか

 アクセス解析に拒否感を持つ人がいる理由として、「自分の閲覧行動を把握されるのが何となくイヤ」というのがあると思う。これに対して、「個人向けインターネット接続サービスを使ってアクセスする場合、借り物のIPアドレスが割り当てられるだけで、接続のたびにアドレスは変わるのだから、気にする必要はない」という反論がある。
 しかし実際には、「アクセス解析=個人が特定できる」という前提での議論が多い。アクセス解析を利用したことがない人には、「なぜ?」と不思議かもしれない。
 一つには、クッキーというものがある。多くのアクセス解析サービスは、この技術を使って閲覧者のコンピュータに勝手にID番号を付けて管理する。接続環境がどんなに変わろうと、「前にも訪問したあの人」ということが確実に識別される。
 それからJavaスクリプトがONであれば、ブラウザやOSの情報が取得される解析が多いから、それも手がかりになる。

 では、クッキーをブロックまたは削除し、JavaスクリプトをOFFにすればどうか。それでも、画像読み込みを併用するアクセス解析では、IPアドレス、ドメイン名が取得される。ドメイン名からプロバイダ名がわかるし、地域が推定できる場合も多い。
 ぱっと見に地域がわからないドメイン名でも、IPアドレス検索(Ver.3.00)(サイバーエリアリサーチ)のようなサービスを利用すれば地域名を検索できる。プロバイダ名と地域名さえわかれば、「サイトのアクセス数」「プロバイダの利用者数」「閲覧者がいる地域の人口」の3条件によって不確定要素はあるものの、マイナーなサイトでは個人が特定できる場合が多いと考えられる。
 さらに、次の記事 で述べるとおり、利用者が多いと考えられるYahoo!BBのIPアドレス・ドメイン名はほとんど固定のようだ。

 上記のような条件を考え合わせれば、よほどアクセス数の多いサイトでない限り、IPアドレスまたはドメイン名から、かなり確実に個人を特定できると考えてもよいと思う。

 ただし、「前に来たあの人と今日のこの人は同じ人」とわかるというだけ。IPアドレスがネット上の人格と結びつくのは、掲示板やblogへの書き込み・メール等でIPアドレスとセットになって流れる場合だけだ。やたらと気にする必要はなく、そういう情報が渡っていく範囲内でのみ、(気にする人は)気にすればいい。

追記:続編あり  Yahoo!BBのIPアドレスはほとんど固定か

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2004.03.22

ココログのアクセス解析は訪問者にとことんやさしい

 ココログのアクセス解析を2日間たらず使ってみて、すっかり感心してしまった。この解析なら、拒否感や嫌悪感を持つ人は、まずいないと思う。私は 「訪問者にやさしいアクセス解析」 で、@Niftyのようなプロバイダこそ、初心者も安心して入って来れるシステムを提供してほしいと書いた。しかし、ここまで控えめな解析になるとは、思ってもいなかった。

アクセス解析していることを見分けられる
 まず、ココログのアクセス解析を利用している場合、訪問者がそのことを見分けられるのかどうか。答えは、見分けられる。アクセス解析サービスが付くのは「プラス」と「プロ」で、両方とも外見はスタンダード版と何も違わない。(デザインの自由度は高いから、「プラス」や「プロ」でしか作れないデザインを使っていれば見分けられる。)でも、Javaスクリプトが使われているため、ソースを見れば簡単に見分けられる。ソースを表示して「src=」の文字列を検索したとき、http://stat.cocolog-nifty.com/app/というURLへ読みに行っている部分が解析用スクリプトらしい。

個別の訪問者情報はわからない
 でも、このアクセス解析は、付いているかどうかを見分ける必要などないと思う。というのは、取られて気になるような訪問者情報をblogオーナーに提供することがないからだ。
 解析画面は「時間別」「記事ごとランキング」「リンク元ランキング」の3とおりだけ。これらについて、今日・昨日・今週・先週というまとまりでアクセス数(ランキングは%で表示)を知ることができる。完全に統計情報だけで、生ログは提供されない。訪問者のIPアドレスまたはドメイン名は、統計情報すらない。(解析画面等:はじめてみよう4
 IPアドレスに次いで個人の特定に結びつきそうな「ブラウザ情報」と「OS情報も」もない。珍しいブラウザやOSを使っている訪問者がいたとしても、ココログのアクセス解析では把握されない。
 そして念が入っていることには、「リンク元ランキング」は3件以上アクセスがあったリンク元だけが統計情報として表示される。1件または2件の場合は表示されない。ということは、「誤爆」が起こった場合もblogオーナーにはわからないということだ。
 トータルアクセスのみのカウントで、ユニークアクセス(重複したIPからのアクセスを除くもの)はカウントされない。当然クッキーも使用していない。何日ぶりとか何回目の訪問かなんてことは全く記録されない。
 唯一、個人の特定に結びつきそうなのは、自分のblog内のリンクリストからたどって1週間に3回以上アクセスした場合だけ。でも、訪問時刻までわかるわけではないから、ちっとも生々しくない。この程度に把握されることすら嫌な人は、blog内のリストからでなく「お気に入り」からアクセスしたらいいし。

やっぱり私はアクセス解析しません
 そういうわけで、現時点のココログのアクセス解析の内容で、気になって訪問をためらうようなシーンは私には思い浮かばない。アクセス解析に関する議論があったことに@Niftyが配慮したのか、はたまたデータ容量の制約でこうなったのか、どちらかわからないが、よくできた解析だと思う。
 ただ、私はやっぱりアクセス解析はしない。グレードアップには追加の利用料がかかるし、それに、私のblogにはアクセス解析は必要ないと思うから。
 2日間試しただけでも、blogというのはあちこちから気軽にリンクされるものだとわかった。どんな風にリンクされているかは、リンク元を訪問してみなければわからない。ココログのアクセス解析は個別のURLがざーっと並ぶだけで、例えば自分のblog内のURLをグループ化してまとめるような機能がなく、新しいリンク元をチェックするのはたいへんそうだ。(2004/7/27 追記 この点は、その後改良されているようです。)このblogは本館と違ってあまり目的意識もなくやっており、そんな手間をかけてチェックする気にならない。
 ココログがメインのサイトという人で、訪問者の抵抗感を招かないようリンク元を知りたい人にはおすすめだと思う。blogでのアクセス解析とセキュリティ に書いたように、リンク元さえわかれば、IPアドレスなんか知らなくてもココログのセキュリティは守れると思う。

 スタッフルームの ココログプラス/ココログプロ にトラックバックしています。

追記:続編あり IPとドメインからどの程度個人を特定できるか

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2004.03.18

3月20・21日に臨時アクセス解析します

 ココログに高機能版(プラスとプロ)ができました。高機能版では、アクセス解析が利用できます。(詳しくは 新しいココログ、オープンしました! 参照。)
 私はこのblogでアクセス解析をしない方針ですが、単に「しない」と宣言するだけでなく、「していないことを検証可能な状態にする」ことも重視しています。(しない理由は アクセス解析は、しません、「検証可能」とはどんなことかは アクセス解析していないことを検証できない場合 に書いています。)

 そこで気になるのは、このほどココログで提供されたアクセス解析サービスは、使っているかいないか、閲覧者が簡単に見分けられるのかどうか?また、どんな情報を収集するのか?という点です。これらを確かめるため、今度の連休(3月20日と21日)に臨時にこのココログをプラスまたはプロに設定変更してみます。
 私がアクセス解析をしない主な理由は、職場からここにアクセスされた場合にもIPアドレスを取らないようにしたいからです。連休中ならば、職場からアクセスする人はあまりいないだろうと思います。その他さまざまな理由でアクセス解析が好きでない方は、どうぞ20・21日にはアクセスしないようにしてください。
 利用結果については、来週報告します。どうも既に使っているかたたちの話では、統計情報だけで、生ログやIPアドレスはわからないみたいですから、「嫌われるアクセス解析」ではなさそうな感じです。

 ところで余談ですが、アクセス解析していないことを検証できない場合 では徳保さんのHPから引用していて、それで何というか、ご縁ができてしまったみたいです。なぜ私が徳保さんのページを知っていたかというと、引用したページから私の アクセスログと個人情報 というページに以前からリンクされていたからです。私はウェブデザインにはあまり興味がなく(本館のデザインを見れば明らか)、徳保さんのページを詳しく読んでいませんでした。実は面白いかただったんですね。

追記:続編あり ココログのアクセス解析は訪問者にとことんやさしい

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2004.02.28

別サイトの閲覧歴がわかる場合(アクセス解析)

 いつか書こうと思いながら書けずにいたことが、もう一つある。訪問者が直前または別窓で訪問したページのURLがアクセスログに残る場合があるということ。俗に「誤爆」と言われる現象だ。こんなことを書いたら、本館に気軽にアクセスしてもらえなくなるのではないかと思いつつ・・・。

 アクセスログを見たことがない人のために説明すると、訪問者がリンクをたどってページからページへ移動した場合、移動先のアクセスログには移動元のURLが「リファ」として残る。訪問者がブラウザの「お気に入り」から来たり、URLを直接入力したりして来た場合は、リファは空白になる。つまり、リンクが張られていないページに関しては、訪問者が直前にアクセスしていたとしても、ログには残らない。

 ところが、インターネットエクスプローラーVer5では、直前のURLまたは別窓で開いているURLが時々ログに残ってしまうバグがあると言われる。
 私が本館でアクセス解析を行ってきた経験上では、そういう現象は確かにある。ただし、頻度としてはきわめて低い。千アクセスに1回よりは少なく、1万アクセスに1回よりは多いかなという感じ。数千アクセスに1回というところか。

 ブラウザ別の統計では、本館へのアクセスはインターネットエクスプローラーVer5を利用したものが2割程度ある。もし本当にIE5シリーズだけで起こる現象なら、IE5を使っている人に限れば頻度はもっと高いのかもしれない。
 「誤爆」を起こしたアクセスがIE5のものかどうかは、生ログを見ればわかる。でも私はリファの統計で「誤爆」を発見するだけで生ログまで見ないから、本当にIE5でだけこの現象が起こるのか知らない。
 生ログを見ない理由は、見たら接続元ドメイン(つまり会社名)までわかってしまうからだ。今まで「誤爆」で残っていたURLは、ほとんどが私のサイトと似た分野の公的機関等のサイトで、別に重大なプライバシーとは思えないのだが、それでも他人の閲覧場所がわかるのはイヤな気がする。

 そういうわけで、メールからIPアドレスがわかることも多いらしい と同様きっちりとしたデータのない話で恐縮だ。しかも、対処のしようもない。(自分が「誤爆」していないか確かめる方法がない。)閲覧したことを絶対知られたくないページを見た後は、いったんブラウザを閉じるようにするとか・・・かも。それから、起こる頻度は非常に低いということも再度強調しておく。

追記1:コメント欄でShinさんが書いておられるリンク先には、興味深い情報があります。

追記2:続編あり 3月20・21日に臨時アクセス解析します

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ブラウザ経由のメールでもIPアドレスがわかるか

 メールからIPアドレスがわかることも多いらしい の中で、「個人向け接続サービスを経由してメールを出しても、POPアクセスでなければIPはメールサーバーのものになるらしい」と書いた。この部分を訂正します。POPアクセスでなくても、自分のIPが入ってしまう場合がある。(入るのが一般的?)

HTMLメールは、IPアドレスを通知する (EarlGrey Tearoom)より

通常はメールのヘッダで送信元を特定できますが、HotmailやYahoo!などのウェブメールでは、ヘッダではわかりませんから

名寄せを利用したプライバシー侵害の手法:個人Webサイトからの追跡 (philosophical)より

ブラウザから送信するタイプのメイラでも端末の IP アドレスは大抵(独自)メッセージヘッダに記載されます。Hotmail も Yahoo も送信元 IP はわかります。

 いったいどっち?と思ったので、HotmailとYahooのメールアカウントを取って試してみた。私の場合、HotmailでもYahoo!でもIPアドレスはReceivedヘッダに入った
 @Niftyのホームページから送信するぶんには、@NiftyローカルのIPが入り、私自身のIPは入らない。しかしこれは、私の利用資格が「お手軽1コース」で、制限時間を超えたら追加課金されるような接続だからかもしれない。
 メールでIPアドレスを送信しているかどうかは、個別の接続環境ごとに確認しなければわからないということだろう。(当たり前すぎるけど念のため。確認は自分宛てにメールを送って行うが、@Niftyから@Niftyに送信してもダメ。別のドメインのアドレスへ送信する。)

追記:続編あり 別サイトの閲覧歴がわかる場合(アクセス解析)

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2004.02.25

メールからIPアドレスがわかることも多いらしい

 本館 で書こう書こうと思いながら、つい書けていなかったことを、いよいよ書くことにした。別に、わかっている人にとっては常識でしかないのだろうけれど。

 昨年夏に アクセスログと個人情報 のページを公開した直後、二人のかたから同じことを教えていただいた。「IPアドレスはメールのReceivedヘッダにも書き込まれる」ということだ。つまり、メールを送信したら、その相手にはこちらのIPアドレスがわかるということ。

 これを知ったときには、このことを自分のホームページで書くべきかどうか迷った。私のサイトには掲示板を付けていないからアクセス解析のことを解説するのに抵抗がなかったが、メールをくださるかたは何人もいる。メールでIPアドレスがわかるなんて書いたら、誰も私にメールをくれなくなるのではないかと思った。
 それから、本当にReceivedヘッダのIPアドレスと閲覧時のIPアドレスが同じなのか確認する方法がなかった。自分に来たメールのIPアドレスと生ログのIPアドレスを照合すればある程度できるはずだが、それは、メールをくださった方たちに申し訳ないと感じて、できなかった。
 かろうじてサンプルとして集められたのは、自分自身の自宅用アドレスと職場のアドレス、それから、このことを教えてくれた方たちは、自分のを見てもいいよという意味ではないかと勝手に解釈して、見てみた。
 こういうわけで、サンプルは4つしかない。その範囲でわかったのは

  • 個人用接続サービスプロバイダを通じてPOPアクセスをすると、閲覧時のIPと全く同じものがヘッダに入るらしい

  • 職場からのアクセスでは、IPは完全に同じではないらしい。(閲覧用とメール用でサーバーが違う場合?)でも、当然会社名はわかる

  • 個人向け接続サービスを経由してメールを出しても、POPアクセスでなければIPはメールサーバーのものになるらしい

全部推測だ。なにしろ、例数が少なすぎて。

 従って自宅からIPアドレスを隠してメールを送信したいときには、POPアクセスを避ければよいのかもしれない。
 私が自分宛てに送信して試してみた限りでは、@Niftyのアドレスの場合、@Niftyのトップページのメニューにある「メール送受信」を使ってブラウザ上でメールを送信すれば、ヘッダのIPはニフティのサーバーのものになるようだ。つまり、自分がふだん残しているIPアドレス(Yahoo!BBとかOCNとかの接続プロバイダのもの)を相手に知られることがない。
 ブラウザ上で送受信できるフリーのメールサービスは、Yahoo!やHotmailなど、いくらでもある。気にするかたは、どんな環境で送信したらどんなIPがヘッダに入るのか、一度チェックしておくといいと思う。

追記 続編あり ブラウザ経由のメールでもIPアドレスがわかるか

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2004.02.21

アクセス解析していないことを検証できない場合

 このblogの 「アクセス解析しません」宣言 もここまでの議論も、アクセス解析していないことを客観的に検証できるという前提で行っている。検証できないのに主張するとなると、「オレの言うことが信用できないのか」という感情論に行き着く場合が多い。私は科学者の端くれなので、そういう話はあまり性に合わない。

 初心者のために少し詳しく書くと(私も初心者)、現段階のココログでは、訪問者にわからないようにアクセスログを取るのは不可能だ。というのは、@Niftyはblogオーナーにサーバーのログを提供していないし、SSIという技術を利用することもできないからだ。この条件でログを取るためには、「マイリスト」の中などに解析用のタグを埋め込む必要がある。そして、バナーの表示されない解析サービスを利用しようが自作CGIを使おうが、ページのソースを見ればログを取っていることがわかってしまう。
 だから、ログを取りながら「取っていません」と公言する人がいたとしたら、それは相当の冒険ということになる。閲覧者の大部分は初心者かもしれないが、中にはすごく詳しい人もいるから、「取っているじゃないか」と指摘されたら大恥をかくだけでなく、信用も丸つぶれになる。

 こういう条件のもとで私は「アクセス解析していません」と宣言している。

 でも、サーバーログが提供されていたりSSIが使える環境でサイトを開設している人はどうしたらいいか。@Niftyも将来的には解析サービスを提供するらしい。どんな内容になるのか。ログを取得しているかいないか検証できないシステムになる可能性もある。その場合は、私はそのことも併記しようと思う。「私はアクセスログを取っていませんが、それを実証する方法はありません」というように。
 このように、ログ取得の有無を検証できない場合は、できる場合よりも情勢は微妙だ。サイト開設者のセンスがより鋭く問われるとも言える。
 一つの道は、「アクセスログに関していっさい言及しない」だと思う。ログを取っているかいないか確かめようがないならば、ログのことなど訪問者に思い出させもしないほうが、サイトオーナーとして親切だとも考えられる。実害はない、気持ちの問題なのだから。
 また、ハッとするような鮮やかなやり方もある。徳保隆夫さんのサイト では、アクセス解析 という断り書きがあって、

当サイトでは様々な方法によってアクセス解析を行い、多くのデータを取得しております。私が利用する解析プログラムのひとつは、サーバのログを参照しています。したがって、私に一切のデータを取得させずに当サイトを閲覧することは(ほぼ)不可能です。私が得たデータはすべて当サイトで公開される可能性があります。一部は既に、誰もが閲覧可能な状態となっています。

と書かれている。こういう風にあっけらかんと宣言されると、かえってさっぱりしたりする。
 
 なにしろ気持ちの問題なので、人によって受け止め方はさまざまだし、サイトオーナーの個性が現れて面白いとも言える。私の場合は、幸いログ取得の有無を検証できる環境なので、一番ラクでシンプルな道を選んでいる。

お知らせ:アクセス解析の話をまだ続ける用意はありますが、今後はコメントも含め週2回くらいの書き込みにしたいと思います。

参考リンク
Shinさんのコメント アクセス解析していませんとウソをつくサイトオーナーが出現するのでは?という話
Tigerさんのコメント これから提供予定のココログの解析サービスについて

追記 続編あり  メールからIPアドレスがわかることも多いらしい

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2004.02.20

コメントへのお返事(アクセス解析)

 blogを通じて継続的な人間関係を作っていく過程で、自分のアクセス記録が相手に把握されることに抵抗感を持つ人たちがいる、ということについて話しています。
 一日に4人のかたからコメントをいただいたので、記事としてまとめてお返事を書くことにしました。私のblogは基本的に、まとまりのある論旨を論文調に展開する形に固まってきていますが、コメントに対するコメントは会話調で書いています。この記事はコメントですから、こういう書き方になります。

アクセス記録を見られても抵抗を感じない相手の範囲
 たいていの人には、自分のアクセス記録を知られてもかまわない相手と気になる相手とがいるのでしょう。当然ながら、その範囲には大きな個人差があると思われます。
 むしろ積極的にアクセス記録を残したいという御意見も。アルマさんのコメント では、「好きなサイトがアクセス解析をしてくれない、或いは個人を特定出来ない所だと、定期的に掲示板に書き込んで挨拶しないと忘れられてしまいそうで逆にそれがプレッシャーです。」とのこと。
 でも、参照記事 アクセス解析してるサイトけっこう好き には、「もちろんかなり親しい相手だからそんな話をしてくれたのであって、普通は『あなたがいついつ見に来たのは判ってます』なんていきなり言うべきではないだろうけど」と書かれていて、抵抗感を持つ人がいるという点については共通の認識のようです。
  よとさんのコメント 「自分の足跡を特定してほしい人もいるのですけれども特定してくる(というか特定しているのではないかと推定される)人は特定してほしい人でなかったりするのです」は、微妙なところをうまく突いてるなと思いました。
 私の場合、自分のアクセス履歴を取られても見られても全然気にならない相手は、離れて住んでいるきょうだいくらいです。こういう対人関係での距離感覚というのは、心理学で相当研究されている分野ではないかと思います。なぜ気になるのかとか、どんなボーダーで気になる範囲が決まるのかとか、何か理論があったら面白いですね。

可能性の問題/ウソをつく管理者
 nariさんのコメント、お身体の具合は小康状態になられたようですね。あまり無理しないでくださいね。「アクセス解析を入れている人の全員が、アクセスログを解析しているのか?」というお話です。おっしゃるとおり、してないでしょう。生ログを初めて見たときは誰でも新鮮でしょうが、ある程度経過したらもう見なくなるのが普通だと思います。
 特定の相手のログを読むこともできるという可能性の問題ですね。BSEだって、非常に低い確率ながら感染の可能性があるから対応されるわけで。
 Shinさんのコメント は、「訪問者を特定しないアクセス解析と偽って、わからないように特定する管理者」が出現するのではないかということです。まあ、そういう人も出てくるかもしれませんね。
 しかし、議論の中心は、実害のない抵抗感レベルの話だと思うんです。「訪問者を特定しません」とウソをついて実は特定するような人物と、人間的な付き合いを深めようとは思わないでしょう。そんな最低基準はクリアする相手を選んだ上で(その判断が真に正しいかどうかはともかく、そんな相手ではないと一応安心して)、コメントやトラックバックを送ってつながっていこうと考えるのでは。

ココログ内で心理学をテーマにしたblog
 心理学に詳しそうな方から、何か面白い話をうかがえないかなと期待して、不躾ながら、それぞれ最新記事にトラックバックさせていただきます。不要なら削除してください。恋愛関係(に発展しそうな場合)ではどうかなんてのも、興味ありますね。

 「心理学」をキーワードに検索してみました。
心理学にまつわる活動日記 東京都立大学で社会心理学を学ぶかつやさんのblog。
あさくらの臨床心理士への道 臨床心理士志望で、再び大学を目指して勉強中の銀行員、あさくらさんのblog。

 日刊ココログガイドで紹介されたblogも。
ゆうの恋愛指南 2003.12.29 紹介の、ゆうさんのblog。
恋愛系ビジネスノウハウblog 2004.02.06 紹介の、さえこ先生のblog。

追記 続編あり  アクセス解析していないことを検証できない場合

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2004.02.19

「訪問者にやさしいアクセス解析」

 アクセス解析の話は一応終息していたかのようでもあったが、話題にしたら予想以上のコメント・トラックバックをいただいた。この根底には、繰り返し議論になってしまう(しかもしばしば扇情的な議論に)システム上の問題があるような気がする。どこに問題があるのか、また、解決策はないのか、私なりの考えを書いてみる。
 最初に、私自身のネットコミュニティでの経歴を少し。私は1988年頃、「パソコン通信」という言葉があった時代に初めてPCとモデムを買い、同時にニフティサーブのIDを取得した。フォーラム、草の根ネット、クローズドのグループ内でのネット、インターネット時代になってからの掲示板、大小のメーリングリスト等、その時々の関心と必要に応じて、ネットを通じたコミュニケーションを楽しんだり役立てたりしてきた。

「アクセス解析」に対する反応
 「自分のアクセス記録を取られるのがイヤか、別にかまわないか」という点に議論の取っ掛かりは集中する。最大公約数的な反応は、次のような感じではないか。(かなり大ざっぱ。)

  1. 商用サイトや公的サイトにアクセスログが残るのは全然気にならない。

  2. ただし娯楽的な内容のサイトに職場からのアクセスログが残るのは(個人が特定されなくても)まずいと思う。

  3. 個人サイトにアクセスログが残っても、自分と特定されない場合には気にならない。

  4. 個人サイトにアクセスログが残り、かつ、ログの取得者に自分を特定する情報も同時に渡る場合、気になる可能性がある。

 人によって考え方が分かれていて議論になるのは、主に4番だと思う。「アクセスログはどんなサーバーでも取られているではないか」とか「職場からアクセスする奴が悪い」といった話は1番から3番に属することで、論点の中心ではない。「個人と個人が互いを認識して人間的な交流をする際に、アクセス解析が何らかの障壁になるのではないか」というのが問題の核心だ。

個人を特定できるアクセスログ
 ではこの「個人サイトにアクセスログが残り、自分を特定する情報も同時に渡る場合」について、もう少し詳しく見てみる。
 私が書いた中で最も刺激的だったのは、「アクセス解析しません」宣言は、はた迷惑? の中のこの部分だったようだ。

 よそのblogにコメントやトラックバックを付けたら、自分のIPアドレスが相手に通知される。その相手がアクセス解析データを持っていたら、通知されたIPを手がかりに、自分のこれまでの閲覧履歴を抽出することができる。最初に来訪したのはいつ頃で、どのリンクまたは検索語をたどってきて、どのくらいの頻度で、どのくらい時間をかけて読んでいたかまで、全部わかる。また、訪問時間帯は夜だとか昼間だとか、生活パターンもなんとなくわかる。

 色々な反応が出たが、集約すると「自分を含めアクセス解析を行っている人たちは、自身の良心に基づいて、そんなことはしない。そんな想像をされるだけでも不愉快だ」ということだった。
 つまり、アクセス解析を行う人たちにも、IPアドレスで抽出して特定の個人の閲覧履歴を読むような行為は良くないことだという認識があるらしい。以後の話は、このことを前提に書く。もしも「個人の閲覧履歴を抽出しても全然かまわない」という反論があれば、以下の話は無意味だ。
(念のため。この場合の「個人」はネット上の人格として特定されている個人であって、誰かわからない適当なIPアドレスをサンプルとして取り出して閲覧行動を調べてみるような行為は問題にしない。)

ログを取る人の良識に任されている部分
 ここまでの話で明らかになったのは、アクセス解析に関して、暗黙のルールとしてやってはいけないコトがあって、それをするかしないかが全く各人の良識に任されているということ。そして、その行為をするのは、特に難しいことでもなんでもなく、解析画面でちょっと操作するだけで、こっそりとできてしまうということ。
 こういう状況で「自分はそんなことはしない」と言う人も、アクセス解析をしている人全員の良識までは保証できないだろう。また、「ログを取っている人にはこういうことができる」と言われるだけで、自分が疑われているような気がして不愉快になってしまう。不愉快な気持ちはわかる。でも、「できる」ことも事実だ。アクセス解析する人としない人が混在している以上、似たような話は繰り返されるに違いない。この状況って、何とかならないのだろうか?

必要十分なアクセス解析
 私の提案を先に言ってしまうと、「個人を特定できず、かつ、サイト管理者が知りたい情報は手に入るアクセス解析」そういうものを@Niftyが提供すればいいのではないか?ということだ。
 ココログをする人にとって、IPやドメイン名は必要だろうか。私はビジネス向けのサイトを運用しているから、どんな会社からの訪問が多いかは確かに重要な情報だ。常に訪問者の仕事の内容を意識して記事を書いてきた。でも、自宅からの訪問者がYahoo!BBを使おうがぷららを使おうが、サイト作成にとってはどうでもいいことではないか。(ADSL、ISDN、ダイアルアップ等の比率は知りたいかも。)
 なまじ個人を特定できるデータを持っているから嫌な思いをするのだ。リンク元ごと、ページごと、検索語ごとのアクセス数など、サイト作成者にとって知りたいことだけを統計的に示してくれるアクセス解析はどうか。これを付けているサイトには「訪問者にやさしいアクセス解析」という感じのバナーが表示されるとか。
 ココログにもいろいろなblogがあるから、全部のblogにとは言わない。でも、そういう解析サービスがあれば使いたいという人も多いのではないだろうか。

ココログだからこそ
 ココログ内には、今までのインターネット的常識の範疇外の議論が多いとも言われる。私は、これはむしろ当然だと思う。
 ニフティサーブ時代からの@Niftyが提供してきたネット空間は、端的に言えば2ちゃんねる的な世界とは対極を成すものだ。一方に、ネットにおける匿名性や統制の掛けにくさを最大限に利用して、瞬間的なコミュニケーションを楽しむ空間がある。それはそれでいいと思う。
 でも、私はフォーラム的な場所に居心地のよさを感じてきた。普通の人間関係並みの礼儀や気遣いが守られて、わずらわしさも温かみも同居する、継続的な人間関係のほうに。そういう人間関係を結んでいくのに、互いの手元にアクセス履歴が残っていくようなシステムは、なにがしかの障害になるのではないか。

 「それがネットの常識だ」といった言葉に丸め込まれる必要はない。目指すところが違えば、最適なシステムだって違って当然なのだ。自分にとって居心地が悪いなら、表明すればいい。フォーラムのようなコミュニティはフォーラムにしかないし、ココログだってonly oneだ。日本の住宅には必ず「玄関」がある。自分の私生活に他人を踏み込ませたくない気持ちが強い国民性だと思う。こういう国のblogが、気になるところをそっと隠す仕組みを工夫して発展させていくのも、面白いのではないか。

 こういう議論では、どうしても「アクセスログを気にするなんて意識しすぎ」という声の方が大きくなりがちだ。でも、気にする側の人たちは、そもそもネット上で発言すること自体をためらうだろう。アクセス記録を気にしなくてもいい環境が少しでも整えば、そういう無言の人たちがココログの世界に入ってきやすくなるかもしれない。「IPやドメインを特定しないアクセス解析」、@Niftyに要望します。

関連リンク
JavaScript ON/OFFの割合 --- Books by 麻弥 より。麻弥さんはインターネット歴が長いかたで、初心者向けの安全講座も書いておられる。この記事で述べたことについては、既にこんな文章が。

私は自分の足跡が知られては困るようなサイトは閲覧してませんが、それでも統計データならともかく自分の閲覧履歴の生ログをチェックされていたらちょっと嫌。
逆にアクセス解析を行う側は、必要以上の情報を知ろうとしないことが大切なんだろうなあと思います。物理的に可能なことを、モラルだけで押さるのは無理かもしれませんが…

ココログスタッフルーム 「BLOG」を広める方法 ネットは怖いと感じる初心者のために、システム面にも気を使っては・・・ということで、トラックバック。

追記
 麻弥さんのページのMEMOに関連した記事 six olq: JavaScript を無効にしているユーザ が掲載されたので、トラックバック。

続編あり  コメントへのお返事(アクセス解析)

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2004.02.16

blogでのアクセス解析とセキュリティ

 アクセスログを取らないことを表明したらセキュリティ上の問題が何か起こるだろうか?ということを考えてみる。
(まだblog版での書き方のスタイルが定まらなくて落ち着かないが、やはり私は論文調に慣れているから、基本的に本館と同じ書き方で行こうと思うようになった。あまり議論調にならないように、参照記事は末尾にまとめて示すことにする。)

悪意のある行為の対象になる可能性
 まず、このblogが、セキュリティ対策が必要なほど悪意ある行為の標的になる可能性はどのくらいあるかという点について。
 このblogのテーマは、「専門的な仕事をしている人が専門知識に基づくホームページを作るには?」ということだ。いずれは 本館 で書いているような専門的な内容そのものをこちらでも載せたいが、今はblogというものの仕組みの紹介や、blogの書き方に関する考察などを書いている。
 悪意の対象になるということは、何らかの感情的なもつれの結果だろうけれど、こういう固いマイナーなblogでそんなことが起こるのだろうか。あるいは、ここで表現している私という人物像が魅力的で、ストーカー的な行為の対象になるとか?
 このように考えると、わざわざセキュリティについて書くなんて、自意識過剰ではないかと言われるかもしれない。でもどんなblogでも、悪意のある行為の標的になる可能性はゼロではないでしょう?ということで、考えてみる。

悪意のある行為って?
 悪意を持って特定のblogに仕掛けられる攻撃として、どんなものが考えられるだろう。私はそんな修羅場に出くわしたことがないので想像してみると、

  • blogにアクセスする

  • blogにコメント、トラックバックする

  • 他のホームページ等で、そのblogの悪口を書く
といったことだろうか。そして、それぞれについて、アクセス解析がどの程度対抗手段になりうるかにも、いく通りかが考えられる。
  • 日頃からアクセス解析していれば未然に防げる、または被害を最小限にできる場合

  • 何か被害を受けた後に、臨時的にアクセス解析を行えば対処できる場合

  • 事前・事後に関わらず、アクセス解析は役に立たない場合
 私は、実際に何か被害があってログ取得が有効な対抗手段になりそうな場合にまでかたくなに避けようとは考えていない。そんなことがあれば、アクセスログを取るだろう。(もちろん、ログを取っていることを目立つところで告知するし、それによって読みに来なくなる善意の読者がいても仕方がない。)
 そういうわけで、日頃からアクセス解析することによってどんなセキュリティ上のメリットがあるのかを中心に、以下にまとめてみる。

「単にアクセスする」という攻撃
 「アクセスする」ことのみで攻撃された場合、アクセス解析しか対処法はないだろう。
 でも、単にアクセスすることで、どんな攻撃ができるか。私のblogを1日に1万回リロードしてMyblogListのアクセスランキングの上位に出現させ、さらしものにするとか?そんなことをされたらイヤだけど、でも、ものすごく困るというほどでもない。そういう攻撃を恐れて日頃からアクセス解析するという行動にはならない。

悪意のコメント・トラックバック
 ココログでは、コメントまたはトラックバックした相手のIPアドレスがオーナーに通知され、ブロックもできるから、アクセス解析していてもしていなくても、あまり大きな違いはないと思う。
 アクセスログを持っていれば、攻撃者の経歴(いつごろ最初にアクセスして、どの程度頻繁に訪問していたとか)はわかる。それは少しは何かの参考になるかもしれない。
 また、IPでブロックしてコメントができないようにした後にアクセス解析して、まだその攻撃者が閲覧しに来ていないかどうかをチェックして安心したり警戒したりできるだろう。これは、事後に行えば十分だ。
 でも、本当に悪質な書き込みをする場合は、自分が普段使っているIPアドレスなんかでアクセスしないと思う。たぶんプロキシ経由かネットカフェでも使う。それにそういう悪意の人は、普段だってJavaスクリプトをOFFにしたり画像読み込みをOFFにしたり、ちゃんと解析にかからないようにしているのではないか。

他のホームページ等での誹謗・中傷
 おそらく、日頃のアクセス解析が一番役に立つのは、この場合だろう。ログを取っていなければ、どんな悪意のリンクをされていても気が付きようがない。
 このことを重視するかどうかは、blogオーナー本人の性格や価値観が大きく影響すると思う。悪口を言われていても、自分の知らないところでならいいや、と感じるか、悪口を言われているなら探し出して内容を知りたいと思うか。こういうことって、ネットに限らず日常生活でもよくある話だ。私は、自分の聞こえないところでなら悪口を言われても仕方ないという性格。
 いや、インターネットで書かれる悪口は日常的なのとは質が違う。世界中からアクセスできる公共の場所ではないか。との反論もあるかもしれない。
 でも、誹謗・中傷が書かれるようなところは、有用で信頼されていて閲覧者が多いサイトではないものだ。そういうところで何か書かれたとしても、私を知っている人が見る確率は極めて低いから、事実上は公共の場でなく陰で言われているに等しい。私の氏名で検索して出てくるような書かれ方をすれば確かに私の知人の目に触れるが、そんな場合は発見が容易でアクセス解析は不要だ。
 それから、本当に悪意のあるリンクは、直接張ったりしないだろう。URLを一文字抜くとか、Googleの検索結果にリンクするなどの方法を使うものだ。そういうリンクのされかたなら、アクセス解析していたってわからない。

まとめ
 というわけで、アクセス解析の有無で実質的に一番大きな差が出るのは、直接リンク付きの悪口を書かれた場合に気づくか気づかないかという点ではないだろうか。セキュリティ上のことで素人の私が考え付くのはこれくらいで、こういうことも加味した上で、このblogではアクセス解析しないという結果になっている。

参考リンク

追記 続編あり 「訪問者にやさしいアクセス解析」

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2004.02.13

「アクセス解析しません」宣言は、はた迷惑?

 it1127さんの アクセス解析/分析こそすべて には、アクセス解析に関して何か書こうとしていたのに私の記事で「出鼻を挫じかれた」とあった。よそのblogがどんな方針を表明しようと勝手ではないかとも言えるが、「アクセス解析しません」宣言には、若干はた迷惑な側面があるのは確かだ。

 私の場合は、本館サイトの特性(=仕事中にアクセスする人が多い)が主な背景だ。これは他のblogオーナーにとって利害関係がない。でも、「アクセス解析されるのは何となくイヤ」という読者としての感覚的な問題も挙げている。これはアクセス解析しているblogオーナーにデメリットをもたらすかもしれない。

 アクセスログを取られたからといって、たいていは「なんとなくイヤ」のレベルであって、実害などほとんど考えられない。こういう場合には、そのイヤなことを思い出す頻度がどの程度高いかが不快さの決定要因になるのだ。わざわざ「アクセス解析していません」と宣言するblogは、スーパーで並んでいる普通の野菜の隣に、目立つ字で「無農薬」と表示された野菜が並んでいるようなものかもしれない。

アクセス解析の有無はアクセス数に影響するか
 ところで、アクセス解析の有無は、アクセス数に影響するのだろうか。少なくとも、読者としての私の行動には影響している。

 よそのblogにコメントやトラックバックを付けたら、自分のIPアドレスが相手に通知される。その相手がアクセス解析データを持っていたら、通知されたIPを手がかりに、自分のこれまでの閲覧履歴を抽出することができる。最初に来訪したのはいつ頃で、どのリンクまたは検索語をたどってきて、どのくらいの頻度で、どのくらい時間をかけて読んでいたかまで、全部わかる。また、訪問時間帯は夜だとか昼間だとか、生活パターンもなんとなくわかる。

 そんなことを想像すると抵抗感があり、解析しているサイトにはなるべくアクセスしないでおこうと考えてしまう。リンクをたどって一度だけ訪問するblogについてはあまり気にならないが、RSSリーダーに登録しているようなお気に入りblogには、将来コメントやトラックバックを残すかもしれない。従って、RSSデータだけ読めばすむ記事はわざわざ読みに行かない。(リーダーは今のところパラボラミニを使っている。)
 一方、Tokyo Forum のようにアクセス解析しないことを表明しているところは、気軽にブラウザを開いて読みに行く。やっぱり、オリジナルのほうが楽しいし読みやすい。

 このように行動を変える読者がどのくらいいるかわからないが、自分の場合を書いてみた。もっとも、それぞれのblogの目的が重要で、アクセス解析が目的に役立つなら積極的に使えば良いと思う。ちなみに私の目的は 私のblogの理想形と暫定形 に書いたとおり、分析化学の専門家によるblogが増えることだ。この目的のためには、自分のblogにアクセス解析は不要だと思っている。

追記:続編あり  blogでのアクセス解析とセキュリティ

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アクセス解析していないことを証明するには?

 「アクセス解析は、しません」と書いたら、色々なかたがトラックバックやコメントで私の知らなかったことを教えてくださった。ココログってすごい・・・
 私が一番念頭に置いているのは、全国の様々な会社や公的機関から仕事上の必要で 本館 にアクセスし、その流れでこのblogへも来られる方たちだ。あらためて注意喚起しておきたい。


blog(に限らず個人ページ全般)には、熱心にアクセスログを取る管理者が大勢いる。
このblogはアクセス解析していないが、ここからリンクしている他のblogへ職場からアクセスするのは慎重に。

 それから、ココログ内のかたへ。別の記事では何回かことわっているが、私の専門は化学分析(例えば食品中の残留農薬分析)で、コンピュータのことにはまるで詳しくない。

アクセス解析していないことをどうやって証明するか
 Tigerさんのコメント 、「アクセス解析していません」バナーは、近い将来本当に出現するかもしれない。でも、その宣言がウソでないかどうかチェックする方法というのも、確かに難しい問題だ。
 まず、Tigerさんがお書きのようにココログ自体が解析サービスを始めたら、私のココログがそのサービスを利用していないことをどうやって証明するのか。できれば、そのサービスはJavaスクリプトのタグを埋め込むものになってほしい。サーバーログ利用のものだったりしたら、証明は本当に難しくなる。

 それから、「観測気球」さんからのトラックバック によれば、MyblogListのJavaスクリプトにはアクセス解析用のコードが仕込まれているそうだ。今はMyblogListはアクセス数だけカウントしているが、将来は解析付きの有料版のサービスが開始される可能性もあるのだろう。その際は、バナーに「アクセス解析非対応版」などと入れて区別してほしい。

ページごとのアクセス解析をするには
 「観測気球」さんの記事と、KITORAさんのコメント によれば、ページごとの解析は可能らしい。「観測気球」さんは自作のCGI(私には手の届かない世界)、KITORAさんは某サービスのようだ。
 私が利用したことのある解析サービス(BIGLOBEとインフォシーク)では、タグの中にページ識別用コマンドが入っていて、ココログで使うとページの区別ができない。「観測気球」さんにトラックバックしている ウェブログのアクセス解析にまつわる悩み を読んだところ、ASPの解析でもページの区別はできないようだ。タグで識別する方式は一群のページをくくって大まかに集計できたりして便利な面もあるけれど、blogでの利用者が増えたら不満の声が大きくなるかもと思った。

 教えてくださったみなさん、ありがとうございました。

追記:続編あり  「アクセス解析しません」宣言は、はた迷惑?

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2004.02.11

アクセス解析は、しません

 このblogではアクセス解析をしていないし、これからもしない。本館 では開設時からレンタルCGIによる解析を利用してきたから、こちらではどうしようかと迷っていたのだが、しないことを決めた。

理由1:IP情報を取りたくない
 私の本館ページは、職場からアクセスする人が多い。「仕事中の空き時間を利用して学会誌や業界紙を読む」程度の位置付けで読まれることを前提に、内容を選んで書いている。(「個人ページの公開法」のページだけは例外。)
 しかしこのblogは、もう少し自由に書いていくつもり。つまり、職場で読むのははばかられるようなことも書くかもしれない。だいたいblogというだけで、職場では読みにくいと思う。それでも、あえて本館からのリンクをたどって読んでくださる人がいれば、素直にうれしい。職場にもいろいろあるから、全然気を使う必要などないのかもしれないけれど、私はログを取りません。

理由2:blogはプライベートな性格が強い
 大きなサイトにアクセスログが残っても平気だが、個人的な付き合いのある相手の場合は、やや気になる。例えば、アクセス時刻から生活パターン(何時ごろ帰宅して、就寝して、起床したか)が何となく推測できたりするから。
 ココログでは、コメントまたはトラックバックした相手のIPアドレスが通知される仕組みになっている。そして、blogで「個人的な付き合いがある相手」とは、すなわちコメントやトラックバックでつながった相手のことだ。blogで表現している「自分」が具体的な生活時間と共に把握される・・・別に、たいしたことではないかもしれないけど、ちょっと抵抗感。(現実にIPでフィルターして特定の個人のアクセス履歴を拾うようなことは、よっぽど相手に関心を持った場合しかしないだろうが。)
 それから、自分のページをリンクしてくれているところからのアクセス数やドメイン名を見るのは、なんとなく他人の情報を入手しているみたいで気になる。ついつい、そのホームページの内容でなく訪問者数から、値踏みをしたり先入観を持ってしまうことがある。

理由3:ページごとのアクセス数が取れない
 ココログの場合、解析スクリプトはサイドバーに入れることになり、どのページを開いても同じスクリプトが実行される。ページごとのアクセス数はわからない。私の場合、「どのテーマの記事がよく読まれているか」が一番サイト作成の参考になっている。これができないと、あまりページ内容の充実にはつなげられそうにない。(ページ内容の充実=読者にもメリット)
 検索語は、日本語の解説を書いているのが自分だけというような希少なものについては注意しておく必要があるだろうけれど、一般的な語の場合は、単なる人気語・流行語ウォッチング以上のことはなかなかできないのではと思う。ここでは本館ほど専門性の高いことを書くつもりはないから、検索語を知りたいとは思わない。

理由4:うっとうしい
 これはもう感覚的なものでしかないが、私が本館で利用しているインフォシークの解析の場合、ページ移動のたびにクッキーを書き込むようになっている。これがうっとうしいから、解析は主要ページだけにしてある。ところが、ココログではすべてのページにスクリプトが入る。つまり、日付順に10の記事を読めば10回クッキーが書き換えられるわけで・・・別にどうということはないけれど、なんだか嫌だなと思う。クッキー利用は、忍者システムズなど多くの解析サービスで共通している。
 「うっとうしい」の意味は他にもあって、ひとつは単純にページが重くなるということと、それから、分析屋の習性でデータ取ったら読まなきゃいけないような気がしてしまうということ。本館のアクセスデータだけでも消化不良なのだ。(読まずに消えていく。)もう増やしたくない。

 以上が、私がblogでアクセス解析をしない理由。
 次に、本当にこのページに解析スクリプトが付いていないかどうか確認する方法は、アクセスログが取られているページを見分ける を参考にどうぞ。
 このココログのページのソースを開くと、「src=」の文字列は2ヶ所見つかる。一つはココログのロゴの画像で、もう一つはMyblogListのJavaスクリプトだ。解析用スクリプトは入っていない。
 なお、ココログではCGIもSSIも使えないし、開設者へのログ提供もない。サーバーの仕様が公開されていないので、ココログのヘルプ へリンクしておく。
 実はココログ内では先月、アクセス解析をめぐってかなり議論があったようだ。解析したければレンタルCGIで解析するしかなくて、解析していることが目立つ、という背景があるように思う。それから、blogの特性上、お互いに解析しあうことになるわけで・・・これも議論が盛り上がった要因かもしれない。

 解析しないことに、心残りもある。知らないうちにリンクされていても気づくことができないということだ。でもそこはblogなので、知らせたい方はコメント・トラックバックでお知らせください。

 以下、参考リンク。

アクセスログと個人情報
 私の本館ページ中、トップ以外で最も多くのサイトからリンクされているのが実はこのページ。(テーマと関係ないのに。)IPアドレスからドメイン名を割り出す方法、アクセス解析されているページを見分ける方法、解析にかからない方法(JavaスクリプトOFFだけではダメ!)など書いています。

Tokyo Forum:アクセス解析に思う続・アクセス解析結局「アクセス解析」は・・・
 これらの記事が議論の中心だったようだ。訪問者として「アクセス解析されるのはイヤ」という気持ち。でも、単純に「解析するな!」ではなく、「よく考えて、意義を感じるなら続けてください」といった主張。

発熱地帯:ココログにはうぶな話が多い?
 「正直びっくりしてしまった。こういう話って、とっくの昔に終わっていたものだと思っていた。第一、今時アクセス解析をつけているサイトを避けたり、いちいち悪感情を抱いていたら、まともにネットを回るなんてできないと思うんだけど。ふつう企業のサイトはつけてるわけだしね。」と書いてある。

Earl Grey Tearoom:インターネットアクセスで流れていく情報
 IPアドレスから都道府県、市外局番、接続回線などがわかるサイト IPアドレス検索 (Ver.3.00)(サイバーエリアリサーチ)へのリンクが。勉強になりました。

追記:続編あり  アクセス解析していないことを証明するには?

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