パソコン・インターネット

2006.05.21

mixi に参加

 昨日からソーシャル・ネットワーク mixi (ミクシィ)に参加した。知人に頼んで招待してもらった。

 とりあえずネット上の知り合いの名を検索して、既に参加している皆さんに「マイミクシィ(友人)」登録のお願いをし、了解していただいた。

 私のネット上の知り合いは実名で公開サイトを開設している人ばかりだから、今さら mixi で厚みのある情報を提供しているわけではないようだ。
 私自身も「mixi でしか書かないこと」は当面作らない予定。クローズドとはいえ、招待さえ受ければ誰でも無料で参加できるシステム。私にとって、流してもいい情報の範囲は公開の場と違わない。

 では何を期待して入ったのかというと、「Google の検索にかかるような場では書けないけれど」とか「友人の友人までになら読まれてもいいけど」というレベル設定で濃い内容を書いている人がいるのではないかと思うから。そんな情報が見つかるかどうかは、探索してみなければわからないが。

 ところで、参加したその日から驚いたことがある。

 分析化学とはまったく関係ない分野で活躍するある人のプロフィールを読んだら、数時間後にその人からメールが届いたのだ。mixiでは、誰かのプロフィールを読むだけでこちらの足跡が残り、相手はそれをたどって簡単にこちらのプロフィールを読みに来れる。そしてその人は、私が同じ大学の同期で専攻と趣味に共通の部分があることを知ってメールをくださったのだった。

 mixi の人間関係はこんな風に広がるのか・・・と初日から実感。

 ところで、その人の注意を引くきっかけになったというのが、この写真。

Gc_20_2


 参加者は自分を表す画像を登録することになっている。最も普通には顔写真ということになろうが、それをする人は少数のようで、後ろ姿とかマスコットとか動物とかが多い。風景や物の写真、アニメや漫画のキャラクターもある。
 私は何にしようか迷い、たまたま手元にあったこの写真を使った。そのうちもっと洒落たものに差し替えるつもりだったが、案外このままでいいかもしれない。私のサイトが役立つ人は、これを見て何かわかる人たちだろうから。

 化学分析関係のコミュニティにいくつか参加登録した。しばらくは様子見の予定。

| | Comments (5) | TrackBack (0)

2004.08.07

アクセスカウンタに罪はない

 アクセスカウンタの数値がどれだけ当てにならないかについて。ウェブサイトに詳しい人には「今さら」な話。最後の結論は私の職業色が濃く出てしまった。

 アクセスカウンタには、「ユニークアクセス」を数えるものと「トータルアクセス」を数えるものがある。「ユニーク」カウンタは、同じIPアドレスを一日一回しかカウントしない。「トータル」カウンタは、同じIPアドレスで何回アクセスしても全部カウントする。
 当然、「トータル」でのカウントは「ユニーク」よりも多くなる。

 カウント数はアクセスカウンタが設置されている場所に影響される。「表紙・目次・更新情報」の3つが同じページにまとめられているサイトで、そこにアクセスカウンタが付いている場合、カウント数は最大になるだろう。逆に、「表紙だけ」のページに付いている場合は、最低になるだろう。
 カウンタが目次のあるページに置かれている場合、カウント数はサイトの構成にも影響される。各ページにメニューが付いていれば読者が目次ページに行く回数は少なくなるし、ツリー構造で必ず目次へ戻る構成であれば、カウント数は多くなる。

 ブログは提供元によって仕様がいろいろだけど、ココログのように同じカウンタを全ページに貼り付けるブログでは、全ページがカウント対象になる。表紙ページだけに付いているカウンタとの違いは大きい。こういうカウンタではページ総数、つまり過去の蓄積が常に現在に影響を与え続ける。まあ、同じペースでやっていても確実に一日当たりのアクセスは伸びるわけで、やる気に結びつくかもしれない。

 アクセス数はサイトの更新頻度と更新の規則性によっても影響される。「毎週○曜日に更新」と宣言してそのとおり実行するサイトへの訪問は週一回でいいだろう。毎日更新、または数日おきにランダムに更新されるサイトへは、毎日チェックに行く人が多いだろう。特に掲示板は、参加者がリロードを繰り返しているとしか思えない速さで議論が進行することがある。

 カウンタは様々な理由で「数え落とし」をする。訪問者のブラウザに異常があった、Javaスクリプトがオフになっていた、極めて短時間で別ページへ移動した、などなど。

 付け加えれば、サイト管理者によるカウント水増しも可能ではある。そんなことをする人はあまりいないと思うけど。(参考:相互リンクを成功させる方法

 このように、アクセスカウンタの数値は設置環境(サイトの状況とサイト内での設置場所)に大きく依存する。
 だからといって、アクセスカウンタ自体が信用できないと言っているわけではない。計測機器で得られる数値は正しく評価して使わなければならないと言いたい。
 正常な温度計であれば、その数値自体は信用できる。でも、その温度計がエアコンの室外機のそばに置いてあることを無視して「今日の最高気温は40度だった」などと言えば、正しくない情報になってしまう。

 カウンタは、自分が置かれているページが読み込まれた回数を実直に記録する。その数値自体は真実だ。(数え落としという系統誤差やサイト管理者自身によるアクセス等も含めて。)数値だけを取り出して何か言う場合、特に、サイトをトータルに表現する場合に問題が起こる。
 とはいえ、サイトの影響力を直感的に伝えるのにアクセス数は非常に便利な指標だ。私は他サイトのカウンタに言及するとき、最低限、「ユニークカウンタかトータルカウンタか」「付いている場所は単独ページか全ページか」は把握した上で書くようにしている。トータルカウンタであれば、決して「訪問者**人」とは書かず、「**アクセス」「**ヒット」などと書く。全ページ対象のトータルカウンタであれば「ページビュー**回」と表現している。
 アクセスカウンタの数値を使ってサイトのアクセス頻度を一律に表すのは非常に難しいと諦めた上で、どうしても使いたい時には、せめて表現方法を工夫している。

| | Comments (2) | TrackBack (1)

2004.08.04

アクセスカウンタを付けない理由

 このブログにも 本館ページ にも、アクセスカウンタを付けようと思ったことがない。一番大きな理由は、手軽によそのサイトと比べられるのがいやだから。
 でも自分自身はアクセス数を知りたいから、本館ではアクセス解析を使っているし、このブログは BlogPeople のログイン画面で確認している。
 私の場合、累計アクセス数はほとんどどうでも良くて、日ごとの変動が知りたい。感覚的にこの程度と思っている自サイトの平均水準に比べて、多いか少ないか。どんな話題を書いているときによく読まれるのか。こういう目的のためには、リアルタイムで累計が刻まれていくカウンタよりも、BlogPeopleのように「昨日のリンクリスト配信回数」が一日に一回更新される方式のほうが便利だ。(ただし、読みに行くのを忘れた日の分は消えてしまう。)

 読者との交流という意味では、アクセスカウンタはいいなとも思う。一回一回の訪問に対して個別の番号を発行する仕組みは、「一期一会」をささやかな形にしているとも言える。アクセスカウンタでキリ番を取った読者に賞品を出したり名前を掲載するサイトもある。マメだなと思う。

 手軽に比べられるのはいやと書いたが、手軽に比べてしまうことは多い。単に「アクセスの多いサイト」よりも「一日千ヒットのサイト」と表現したり。なんのかんの言っても、アクセスカウンタが付いているサイトは、つい目安にしてしまう。

 アクセス数が多いとか少ないとかいうけれど、その境目はどのへんにあるのだろうか。私の場合、重要なラインは「ときどき来てくれるリピーターと、複数ページをじっくり読む一見さんの合計が、10名/日」。これ以上の訪問者があれば、ウェブでの公開を続けようかなという気になる。検索でたまたまヒットして去っていく読者が「10名/日」であっても、続ける気にならない。つまり、アクセスカウンタだけでは続ける気に結びつかない。アクセス解析が必要だ。
 ブログは解析しなくても続いている。コメントやトラックバックから、アクセス解析以上に直接的に読者の反応がわかるからかも。

 あと、アクセスカウンタは設置場所やカウント方式等によって著しく数値が違うという話も書こうと思っていたが、長くなりそうなので後日に。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.08.01

「アクセスしてほしい!」と正直に言う

 自サイトを持っている人は当然アクセス数を増やしたいものという前提で アクセスとリンクを出稼ぎに行く を書きました。これに対して あらきけいすけさん(7/30付け) から疑問の声が。

何のために アクセス数を上げねばならないのか 分からない。
どのような読者に どのような質の情報を (無償で) 提供したいのかという事が文面からは伺えない。 小中学生に科学の知識を啓蒙したいのか、 それとも専門家向けに簡便かつ的確な知識参照を与えたいのか。 (この文面を読む限りにおいては)「人気投票」のような気の向けようは頂けない。

 私は、「自分の書いたものが読まれること」自体がうれしいです。どんな人がどんな目的で読もうとかまいません。アクセスした全員が読んでくれるわけではないでしょうが、ともかく私のページをクリックしてもらえただけでうれしいです。自分がそうですから、「アクセスが増えた。うれしいな」のみの記事や、アクセス稼ぎだけが目的の記事・サイトに当たっても特に「頂けない」気持ちにはなりません。そういう内容だとわかっていて訪問するかどうかは別ですが。
 インターネットで公開している以上「アクセスしてほしい!」のは自然なことで、逆に「アクセス数など気にもしていない」かのような発言を見ると、ホント?と思います。

 ここまでは大前提。以下はもしかしたら気に障る人がいるかもしれないですが、あくまで基本は上の文章として。「どのような読者にどのような質の情報を提供したいのか」について。

 私が一番やりたいのは、同じ分野の専門家どうしで対話することです。クロやんさん とは何度もリンクし合って書いています。クロやんさんのサイトは一般向けですからそんなにマニア的な話になりませんが、矢澤 到さんのところは徹底しています。矢澤さんの クロマトグラフィーの創始者 Tswett を引用して私が クロマトグラフィー101年 を書いたら、矢澤さんが上記ページの「注」でさらに詳しく調べた結果を書かれました。そこへ今度は 竹中明夫さん からメールで関連情報をいただいたので、追記 として転載しました。
 こんなやり取りができたときは、本当に幸せです。話の中身は、クロマトグラフィーに特別な愛着がある人以外にはどうでもいいことですが。
 ちなみに矢澤さんの最新コラム 液クロの「林」 は、米国の巨大製薬企業の研究所で北山杉のように整然と配置された膨大な数のHPLCを見て感動したという話で、普通の人にはピンと来ないでしょう。でも、HPLCと深い付き合いをしている人なら、ぜひそんな光景を見てみたくなる文章です。
 理系の掲示板には「教えてください」発言が多くて、私はそういうところにはあまり近づかないようにしています。技術オタクと言われようと、「高度なムダ話」が好きです。
 できたら、もっと多くの同業者が日常的にこんな会話に加わってほしい。こんな楽しみがあると知った上で関わる気にならない人も多いでしょうが、知らない人には知ってもらいたいわけです。できるだけ多くの人にアクセスしてほしい最大の理由はここにあります。

 まあ、こういうことはあまりはっきり書きたくないですね。「一番の目的」を言ってしまったら、該当しない訪問者が気を悪くするかもしれません。上記目的につながらない読まれ方であっても(たぶん数としては圧倒的)、読んでもらえればそれでうれしいです。このブログはこれ自体として私の「書きたい気持ち」が結晶したものですし。

| | Comments (1) | TrackBack (2)

2004.07.30

アクセスとリンクを出稼ぎに行く

 最近一般的な話が多くなりがちだけど、本題の「専門情報サイト公開法」へ戻してみる。テクニカルな話。
 私の 勝手な構想 では、近い将来さまざまな現場で働く同じ分野の専門家がサイトを作ってリンクしあうことになっている。しかし、最初は全部弱小サイトだ。弱小サイトが集まって閉じた相互リンクを張りあっても、あまり人目につかない。(ネットサーフィンで発見される可能性という点でも、検索エンジンの表示順位的にも。)広く読んでもらうためには、サイト群の外部からリンクされる必要がある。
 弱小専門情報サイト群の全体的な被リンク数やアクセス数を上げるには、どうしたらいいか。
 一つの方法は、それぞれのサイトが何か「副業」を持って、別分野のページからのリンクを集めることだと思う。本業がマイナーな上に副業までマイナーだったら効果は見込めないような気もするけど、メジャーな分野のサイトを作っても、既に他サイトの情報が充実しているから、リンクしてくれるところは少なそうな気もする。
 まあ、メジャーでもマイナーでも、自分にとって無理なく労力をかけずに作成できる内容があれば、ぼちぼちと公開すればいいのでは。

 私も最初からこんなことを考えていたわけではないが、現実問題として 分析化学のページ へ「分析化学」でリンクしてくれている有力サイトはYahoo! Japanだけだ。IT関連以外の技術系の多くは同じ事情---読み手のニーズはあっても、書き手は非常に少ない---ではないだろうか。
 個人ページの公開法について を書くようになって、やっと被リンクとアクセス数が増え始めた。Yahoo! Japan へも、そのようにして私のサイトを見つけたどなたかが他薦してくださったのではと思う。ある日突然Yahoo! Japan から「リンクします。不都合があれば連絡してください」という主旨のメールが来た。
 このブログを開設してからは、さらにアクセスが増えた。ブログは、読んでもらえる仕掛けがいろいろ用意されていてありがたい。
 芸術とかスポーツとか旅行とか園芸で副業できるほどの蓄積はないから、唯一、普通の人よりも長めのネット経験だけを切り売りしている。・・・と書くと、極貧で内職みたいなイメージになってしまうが、ネット関係の話もけっこう楽しんでいる。

(リンクしてくれるところならどこであろうとありがたいけど、訪問者層の相性はあるみたい。私の場合、木村剛さんからリンクされた 直後に、残留農薬分析の専門家数名からメールをいただいた。木村さんと残留農薬の間に関係はなさそうだが、ビジネスマンに幅広い人気があるからだと思う。逆に、 個人ニュースサイト群からリンクされた時 は、アクセス数は多かったけど、専門家からは音沙汰なしだった。)

| | Comments (2) | TrackBack (0)

2004.06.20

科学者よりも作家になりたかった頃

 科学者よりも作家になりたいかもしれないと、漠然と思っていた頃があった。物質や現象について客観的に述べるより、人間を描くほうが創造的なような気がしていた。
 既に亡くなられているが、私の郷里に、地方では有名な女性作家がいた。学生の頃、ファンとしてそのかたの自宅を訪ねたことがある。とりとめない話の中で「ヒッカ」について特に熱心に語られたのを、今も覚えている。
 「ヒッカ」とは何のことか最初わからなかったが、「筆禍」だった。「舌禍」に対して「筆禍」もあることを、そのとき初めて知った。要するに、自分が書いたことが原因になって、他人との間でトラブルが起こること。
 当時既に高齢だったその女性作家は、自分自身や親族をモデルにして、ほとんど実話に近い自伝的小説を書いていた。郷土の作家と言われる人には、そういうスタイルをとる人が多いらしかった。どうも、作家仲間の中に、訴訟を起こされてたいへんな目に遭っている人がいるようだった。
 私が会った女性作家本人は訴訟は抱えていなかったが、筆禍を避けながら文学することの難しさを強く意識しておられる様子が私の印象に残った。

 実話とまで行かなくても、リアルな人物像を描こうとすると、どうしても身近に知っている人格を投影してしまうものかもしれない。
 人生は、ほとんどのできごとが忘却の彼方へ去っていくからこそ生きていける・・・という側面がある。忘れたいできごとや過去の自分が、意に反して消えていかず、それどころか大勢の目にさらされたならば、大半の人は傷つくだろう。訴訟までは起こさないにしても。
 それでも書いておきたい、書かねばならない、という強い気持ちがあって、人間を描く人たちがいるのだろう。

 結局私は「体験」や「伝聞」でなく「実験」や「文献」によって新しいものを生み出す道に進んだ。はっきり言って、文学するよりもずっと気楽で、遠慮なく公開できる産物が多い。

 インターネットでものを書く層が広がるに連れて、実在するらしき個人をネタにした文章もずいぶん増えていると感じる。文学風のものから実録、日記、おしゃべり、あるいは愚痴までさまざまだ。他では読めない価値の高いものもあり、益があるやら疑問なものもある。いずれにしても、書き手はそれぞれに覚悟して、書いておく意義と、書くことによって傷つくかもしれない人のことまで考えた上で書いているのだろう。(と願う。)
 私には覚悟がない。私と私の周囲の人々は、消したいものが消えていく生活でありますように。データはきちんと記録して、報告書や論文にしますから。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.06.13

Yahoo!とGoogleのキーワード検索をどう使い分けるか

 主に 本館 読者のみなさまへ、ネット初心者向けの解説です。Yahoo! の検索が変わったことについて。
 インターネットで特定のキーワードを使って情報を検索する時に Yahoo! JAPAN を使う人は多い。Yahoo! はネット初心者にも知名度が高い。一方、ネットの使用経験を積むにつれ Google を利用する人のほうが多くなると言われる。
 この二つの違いは色々あるが、ここでは詳しく書かない。重要なのは、5月31日に、Yahoo!JAPANが検索エンジンをGoogleから「Yahoo! Search Technology」に変更したということだ。つまり、それ以前には、Yahoo! の検索といっても自前のものではなく、Googleのデータを仕入れてYahoo! が小売りしていたようなものだったが、現在はYahoo! が独自のデータ収集をしている。
 その結果、個人サイトは表示されるときの順位が下がったという報告が多い。表示順位をどうやって決めているかは企業秘密で、ユーザーには結果しかわからないが、試しに「農薬 分析」で検索してみると、私のサイトはどうヒットするか。

 Googleの「農薬 分析」 70,200 件中 7 件目に 残留農薬分析に関する話題 がヒット
 Yahoo! の「農薬 分析」 84,851件中39件目に 津村ゆかりの分析化学のページ がヒット

 この結果だけ見ると、「農薬 分析」で検索する人がYahoo!経由で私のサイトを訪問する見込みはまずないと思われる。しかも、「残留農薬分析に関する話題」のページでなく表紙がヒットしている。
 アクセス解析データでも、Yahoo! 検索経由での来訪が減ったことは確認できる。5月まではずっと、私のサイトへの訪問はGoogle経由とYahoo! 検索経由がほぼ同数だったが、5月31日以降、Yahoo! 検索経由はGoogle経由のほぼ7分の1になった。Google経由が増えたとは考えられないから、7分の6はおそらく純減だ。

 本館からこのblog版まで読みに来てくれている人は、たぶん私が提供している情報内容に価値を見つけてくださっている人たちだと思う。こういう内容を見つけたいならYahoo!よりGoogleのほうがよいらしい、これが本記事の結論。使い分けの参考にしていただければ。
 逆にYahoo!検索の方が向いている情報内容もあるだろうが、それがどんなものかは今のところ私には何も言えない。

補足と参考リンクなど
1.検索エンジンはGoogleとYahoo!の他に msnサーチ というのもある。これはマイクロソフト社の検索エンジンで、買ったばかりのWindows パソコンではインターネットエクスプローラの「検索」メニューにここが登録されている。だから、Yahoo!すら知らない超初心者はmsnサーチを利用することになる。
 しかし、この検索エンジンは使い物になるのか、私は疑問を感じている。なにしろ、本館ページは検索対象にすらなっていないから、どんなキーワードを使おうと検索結果に表示されない。それなら副サイトであるこのblogがヒットするかといえば、msnサーチの「津村ゆかり」 で64件中44件目に昔の記事がヒットするだけ。いったい、どんな仕組みで表示順位を決めているのだろう。

2.私の本館サイトはYahoo! JAPAN のディレクトリ「分析化学」に登録されている。だから検索での順位が下がっても相対的に影響は少ないのでは?と思われるかもしれない。しかし、分析化学というのは範囲が広すぎて、分析に携わる専門家は「**の分析」の「**」の範囲内に主に関心を持っているものだ。ディレクトリ経由で来てくれる人のニーズにたまたま私のサイトが合致する確率はあまり高くないと思っている。

3.Yahoo! の検索が変わったことについては下記のサイトや、それぞれからのリンク先に詳しく書かれている。
Yahoo!JAPANも独自の検索エンジン採用 (ITmedia ニュース 5月31日付)
Yahoo! JAPANがGoogleからYSTへの検索エンジン切り換えを実施 (CNET Japan 5月31日付)

| | Comments (0) | TrackBack (1)