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2024.04.21

資格について~実はTOEICが好きです

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化学分析に携わる人は、統計とパソコンと英語のスキルもある程度持つ方が良いと思います。統計については、通信講座の受講体験を書いたことがあるのでリンクしておきます。→ 現代統計実務講座を受講して(2004/6/20)) パソコンについては、私自身は業務上の必要に応じて基本ソフトの使い方を身につけてきただけで、特に書くことはありません。 今回は英語について書こうと思います。ただし、思い切り趣味的な視点からです。

私の場合、はるか昔に英検2級までは合格しましたが、一番力を入れてきたのはTOEICです。TOEICの悪評は世の中にたくさん出回っていますから、ここには書きません。検索すればいくらでも出てきます。悪評はさておいて、趣味嗜好として私はTOEICが好きです。
なぜ好きかというと、試験に集中する120分間の緊張感が良いのです。45分間のリスニング、続く75分間のリーディング。雑念をいっさい振り払って問題に集中する時間、終了時刻が迫って来る最後の10~20分間、相対的に丁寧に考える問題と直感だけでよしとする問題を見極める緊迫感、終了と同時に精神がゆるんで脳がどっと汗をかくような感覚、こういう濃密な時間が好きです。
試験自体は受検料がかかるので気軽には受けられませんが、公式問題集を何冊も買い、自宅で時間を計って解いてきました。問題内容を忘れた頃に、また1冊目に戻って解きました。
120分間といえば映画を1本観る程度の時間ですが、映画にも他の娯楽にも無い独自のエンタメ性がTOEICにはあると思います。

それから、TOEICのスコアは自分の英語力を周囲に示す指標として強力に働きます。指標として適切か疑わしいとは誰でも言うところですが、今のところ、TOEICのように低コストで代わりになるものが無いので仕方ありません。私はかれこれ10回近く受検し、最高スコアは950です。流暢にしゃべれるようなレベルではありませんが、職場内で英語ができる人として認められるにはこの程度で十分です。

また、TOEIC受検は世間の悪評ほど英語学習の役に立たないわけではないと私は考えています。公式問題集の音声を繰り返し聴くうちに、ある時点で急に耳から入る英語をそのまま理解できるようになりました。ただし発話はできるようにならないので、レアジョブも2年間くらいやりました。

以上は完全に私の趣味嗜好の話です。そんな嗜好はまったく無いという方には何の役にも立たないと思います。しかし、実は自分がTOEICが好きなことに気づいていない人がもしいれば、参考になるかもしれないと思って書きました。

画像はPixabayから。Image by Markus Winkler from Pixabay

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