ページ数が増えたのに軽くなった
28日に第2版が手元に届きました。気になっていた重量は、むしろ軽くなっています。Amazonの商品情報(スマホ版)には「発送重量」の項目があるので比べると、
初版 499g
2版 422g
と、確かに軽くなっています。
学習用書籍の場合、携行性は非常に重要だと私は考えているので、軽くなったのはとてもうれしいです。
紙の色とインクの色が変わって、誌面の印象がかなり変わりました。紙は純白に近くなり、2色刷りはモスグリーン付近からエメラルドグリーン付近に変わりました。
第2版の方がくっきりして読みやすくなったとも言えるし、初版の方が目に優しそうとも言えて、これは好みが分かれそうです。
それから、やや専門的な話になりますが、DTPソフトが「Quark4.*」から「InDesign」に変更になったそうです。このためなのかそうでないのかわかりませんが、コラムのページの左上に余分な「柱」が付いています。これは消せないそうです。
まず「柱」とは何か。
各ページがどの章や節に当たるかを示すもので、各ページの本文の外に配置されるもののようです。問題の「柱」は横書きなのに柱と呼ぶようです。もともとは縦書きが基本だったのかもしれません。
「図解入門 よくわかる最新分析化学の基本と仕組み」は各章の巻末にコラムを付けています。コラムはコラムであって、本文の項目とは関係ありません。なのに、コラムのページの左上には直前の項目の「柱」が印刷されています。初版ではこの部分は当然空白でした。
こまかいこととはいえ、不正確になってしまっているとも言えるので気になります。
一般人が使うソフトでもこまかいことが不自由で困る場合がよくありますが、プロが使うソフトでも同じらしいと思いました。
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