「悪に巣くう業種」と呼ばれたこともある
製薬会社の品質管理部門勤務の分析屋 TsumuRiさん が、安全性の判断は分析屋の領分であるか否か というエントリーを書いています。畝山さん発「騒ぎを引き起こす分析屋」という業種イメージ関連です。
TsumuRiさんのエントリーには興味深い話題がいくつもありますからまた何度かリンクするつもりですが、今回は、分析屋へのネガティブな言及は別に珍しくない件について。
2年前に 分析屋と「誇らしげな態度」 で、某NPOの公式ブログに、食品検査業界をさして悪に巣くう業種と書かれていたことを取り上げました。
この記事には瀬戸智子さんがトラックバックを付けてくれまして(「技術系サラリーマンの交差点」から、ちょっと考えたこと。)コメント欄には技術開発者さんも書き込んでいます。「『過失による汚染などなどがあって商売が成り立つ分析稼業』の技術開発者」だそうです。
そのとき自分で書いたコメントが今の気持ちにもぴったりなので引用しておきます。
故意または過失による汚染などなどがあって商売が成り立つ分析稼業も結構多いわけですが、そういうものが全部無くなったら何を分析しようかと考えて楽しめる分析屋でありたいものです。
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