「すべて分析化学者がお見通しです!」刊行案内(4)堀野善司さんのこと
さて、著者紹介の最後は堀野善司(ほりのよしじ)さんです。
堀野さんは(株)西日本技術コンサルタント勤務で、環境調査・環境分析が専門の環境計量士です。この春で勤続30年、著者の中で一番の大ベテランです。
堀野さんといえば
水 琵琶湖 ワイン
この3つです。
執筆の打ち合わせをしていても、雑談をしていても、話はすべてこの3つのどれかにつながっていきます。滋賀県生まれの滋賀県育ち。琵琶湖の水を守るのが生涯の仕事―そう感じて今の仕事に就かれたそうです。
H2Oばかりでは面白みが足りないかもしれないところ、「ワイン」が加わっているのがポイントです。
単なる趣味でなく、堀野さんは(社)日本ソムリエ協会公認ワインエキスパートという希少な資格を持っておられます。
おかげさまで、この本の執筆会議の後は毎回すばらしいワインを楽しみました。
といっても、とりたてて高額なワインというわけではありません。ちょっとだけ贅沢なお店のこともありましたが、たいていは大衆的な居酒屋で、お店にある範囲の中で選んだものです。
それでも専門家が同じテーブルを囲んで、色々解説したり料理との相性を考えて注文してくれるわけですから、最大限においしくいただきました。
しかも!
堀野さんのワインの注ぎ方がプロ仕様です。一番年長なのに注いでもらってばかりでした。
そんな堀野さんですが、本では水のことだけでなく、温室効果ガスのこと、土のこと、PCBやフロンのこと、単位のこと・・・など色々書かれています。(社)日本環境測定分析協会の理事でインストラクターでもある堀野さんは、後進たちに向けた講習会の講師も勤めておられます。
堀野さんの文章をちょっと読んでみたい方は、会社のブログをご覧ください。「琵琶湖のソムリエ」が堀野さんの仮の名です。
環境問題の話もありますが、それは本で読んでいただくことにして、堀野さんが育てているブドウや、副館長をしておられるみずかん(滋賀県立水環境科学館)での様子をどうぞ。
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