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2010.02.21

112番めの元素Copernicium:元素記号はCn

5年ぶりに元素が増える で書いた新元素の名称と元素記号について、IUPACのサイトで告知されました。

News: Element 112 is Named Copernicium (2月20日付け)

原子番号 112
元素名 Copernicium
元素記号 Cn

「図解入門 よくわかる最新分析化学の基本と仕組み」の次の増刷時に脚注として追加するかどうか考え中です。

これだけの情報量の本を完全に最新に保ち続けることは非常に難しい。不完全に更新するよりは、初版時点での最新と割り切るほうが良いかもしれません。

実はp.25の「主な公定分析法」の表の中には、初版時点で既に廃止されていた法律が含まれています。引用元が2003年の文献だからです。しかし、これだけ幅広い分野の公定分析法を私個人の力で調べきって最新にするのは無理と判断して、引用元の記述を変えていません。
この表は、各分野に色々な公定法があることを概観してほしいという趣旨で載せています。実際に各分野で法律に対応する場合は、それぞれの最新の専門書を参照していただければと思います。

法律関係の本はアップデートが特にたいへんなようです。前にも引用したブログ記事をもう一度引用しておきます。
増刷はうれしいのだけど(やっぱり未公認なんですぅ)

考えてみれば、周期表は自然を記述した科学的事実であるという側面と共に、化学の憲法のような側面も持っているのでしょう。科学的事実はたいてい徐々に新事実が普及して認知されていくものなので、ある日突然古くなったりしません。それに対して人間どうしの決めごとは明確な期日を伴って決定されます。

IUPACの告知には、近い将来に予測される113番から118番元素の発見者認定についても言及されています。次の元素記号が決まるのはいつのことでしょう。

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