分析展 行けなかった人は今が旬
一年に3日間だけ幕張メッセが化学分析のテーマパークになる分析展、残念ながら今年は行けませんでした。
私のように行けなかった皆さんは、今の時期が分析展の刈り入れ時でしょう。各社が開催した新技術説明会やブース内セミナーの資料の公開準備がだいたい整うからです。
新製品のPRに終始している資料も多いですが、中には分析原理や測定上の注意点をきめ細かく解説したものがあります。そのまま新人教育に使えそうなものもあります。プログラムはこちら。
ブース内セミナーについては各社のサイトにプログラムがあります。(日立ハイテクなど)
資料の公開の仕方は各社さまざまです。例えばWatersが開催した9タイトルの新技術説明会資料は、会員制サイト(無料)に登録すればPDFとしてダウンロードできます。一番多いのは、希望するセミナーの主催会社に電話またはメールやフォームで請求すると、最寄りの代理店や営業所の営業マンが持参してくれて、機器の保有状況や更新予定をきかれる・・・というパターンでしょう。
分析展の直後は営業マンも忙しいので、資料だけ先に郵送されてきて、忘れた頃に訪問したいと電話がかかってくることもあります。
私の場合、同僚が行ってきたので厚さ10cmほどの資料の束を見せてもらいました。島津の資料でじっくり読みたいものがあったので担当の営業さんにお願いし、今日持ってきていただきました。どうもありがとうございます。
注1:文中に挙げた企業名は私がたまたま思いついたもので、推奨というわけではありません。
注2:分析展ではJAIMAコンファレンス、東京コンファレンスが併催されますが、これらは有料のものが多いです。
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