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2009.09.18

サラリーマンと商業出版(2)ことの始まり

発端は、秀和システムの編集者が私に送ってきたメールだった。いきなり「分析化学入門書執筆依頼」の件名で送信されてきた。
コンセプトは
「実学分野での入門書シリーズ」
「一般的な読者も読むことのできる雑学情報系のテイストを含んだ図解書籍」
「分析化学の現場での状況を体感できる内容」
とのことで、企画書が既にできており、著者を探している段階だった。

著者としてなぜ私に着目したのか、先方から説明はなかったし、こちらも質問しなかった。きくまでもないと思った。
秀和システムという出版社の名を聞くのは初めてだったが、少し調べたら同じシリーズで「物理化学」「有機化学」「高校化学」などの本が出ていることがわかった。「有機化学」の著者は@Nifty化学の広場【高分子】世話役、「元素」の著者はChem‐Station代表、という具合にネットで活躍する人が選ばれる傾向が見て取れた。

私は他の著者の方がたのような活躍は全くしていないけれど、分析化学というのは極端に個人のウェブ活動が低調な分野で、私のようにほそぼそと続けているだけでも十分に目立ってしまう。
きっと誰が探しても同じ結果になったと思う。「分析化学」で検索して当たるのは私のサイトか各大学の分析化学研究室のサイトばかりだから。そして、本のコンセプトとして編集者は大学でなく現場の分析担当者に執筆を依頼したかったのだから。

これが編集者側から見た経緯だと思うが、私が引き受けたのにもそれなりの背景があった。

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