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2009.05.30

御意見送信用

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Comments

津村様、
いつもブログを楽しく拝見させていただいております。
ウォーターズの佐々木と申します。

ずいぶん前のものですが"HILICを「逆-逆相」と呼んでもいいか"のブログについて。実は日本で「逆-逆相」という言葉を広めた張本人は私です。

これは弊社米国本社資料をはじめ欧米でHILICを分かりやすく表現でするために"reverse reversed-phase" あるいは "aqueous normal phase" chromatographyと呼ばれているのを日本語に訳し命名いたしました。

当時学会等でいろいろな議論を受け、また同業他社のY澤様(津村様も良くご存じの)からもご意見をいただいたりいたしました。

「逆-逆相」はHPLCの分離モードとして現在主流となっている逆相を起点としてつけられたもので、「順相」を良く知らないクロマトグラファー(これが実は多数派です)にわかりやすく解説するための用語です。もちろん学会でオーソライズされているものではなく、私もカタログやセミナーなどでHILICとはなんぞやを説明するために使用していたものですが現在同業他社も同じ言葉を使用されるところがありびっくりしています。「極性基内包型官能基(これも私が作った造語です)」も同様です。

アカデミックには順相と逆相の定義は固定相と移動相の極性の比較によるものでそれ以上でもそれ以下でもありません。
流す移動相がなんであるかは使用上の分類になり固定相の極性が移動相よりも高い場合は順相になります。SFCが順相の分離手法といわれるのは移動相(超臨界流体)の極性が低いためです。

ただ「順相」「逆相」という用語も歴史的には1970年代にKirkland等によってそれまでに使用されていた吸着クロマトグラフィーと反対の特性を持つクロマトグラフィーが開発され「逆相」と命名された折に従来のモードをさかのぼって順相と定義命名されたもので、今ではオーソライズされていますが、本来は吸着クロマトグラフィーと分配クロマトグラフィーに分類され、分配クロマトグラフィーがさらに逆相分配クロマトグラフィーと順相分配クロマトグラフィーに分類されるべきものだと思います。

長々と書いてしまって申し訳ございませんでした。まとめますと「逆-逆相」は学術用語ではなくマーケティングターム(MT)です。マーケッターとしては自分がつくったMTが一般化するというのは嬉しいもので、反対意見を含めて多くの人にディスカッションしてもらうことは至上の喜びです。

今後ともよろしくお願いいたします。

日本ウォーターズ 佐々木俊哉

Posted by: 佐々木俊哉 | 2011.05.11 at 10:21 AM

佐々木さん、返信が遅くなってすみません。
元の記事がコメント受付停止になっていましたが復活させました。そちらへコピペして返信させていただきます。
http://ytsumura.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/hilic--8f0f.html#comment-63101282

Posted by: ここの管理人 | 2011.05.17 at 11:11 PM

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