ついに聴けた:蓑脇の時水の音
一年前の連休に福井県の「蓑脇の時水」を訪ねた。
私の勝手な解釈 によれば、この間欠冷泉は「緑深い山の内部に隠された巨大なピペット洗浄器」という、化学屋の心をくすぐる自然の造形なのだ。
残念ながら私が訪ねたときに「時水」現象は起こらなかったけれど、幸運にもあっさり成功してブログに動画を掲載した人がいる。
風博士として音楽活動をする杉山拓さん。ギターを手に全国をまわり、「残したい日本の音風景100選」を携帯動画で集めているという。
ブログには忘れもしない時水までの風景が。そして水量が増える前と後の動画が。さらに、時水を守っている川上一馬さん(本人)まで登場。
時水の音をやっと聴けた。水量によりかなり違う。風博士さん、ありがとうございます。
しかし驚いたのがこの部分。
そもそも、「時水」とはなんぞや?
とりあえず、武生の駅にある観光案内所によって、おはなしを伺う。「音風景100選にある蓑脇の時水を聴きにきたんですが・・・」
「ああ、時水ですね、ちょっと待ってください・・・」(ごそごそとファイルを取り出す)ファイルを覗くと、時水の資料のようだが、明らかにどなたかの個人のブログ記事
(これだと思う)それにしたがっていろいろ説明をいただく。
そうなんですか。私の 蓑脇の時水 訪問記 が観光案内所でファイルされてますか。
訪れたくなった人のためにタクシー料金まで書きました。観光案内所で利用されるとは光栄です。
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