ノイズの話(5)ドリフト・ワンダー・短期のノイズ
昨年からLCユーザーの間で懸念されてきたアセトニトリルの品薄問題。年が明けてもやはり見通しは暗いことを取引の試薬屋さんから聞いた。試しにメタノールで代替してみて、その背圧の高さに、あらためて感じるアセトニトリルのありがたさ。
さて、液クロやガスクロのデータ処理ソフトに採用されているASTM規格の原文は有料で提供されている。ASTMのウェブストアでは1規格30~50ドル程度。わざわざ買う気にはなれないので、孫引きになるがアジレントの文書から引用する。
原文(PDFファイル)
A Guide to Interpreting Detector Specifications for Gas Chromatographs: Technical Note
日本語訳(PDFファイル)
ガスクロマトグラフ用検出器の仕様についての解釈と解説 技術概要
この内容を紹介するつもりだったけれど、図を描いたら疲れてしまったので今日は図の説明だけ。
異なる周期のノイズが複合して表れる場合がある。比較的周期の長いものは「ワンダー」という。さらに長い周期のノイズは「ドリフト」という。詳しくは上記文書を参照してください。
これはExcelで描いたドリフト・ワンダー・短期のノイズの合成画像。3枚とも同じ計算条件でできた。ベースラインが下がっていくドリフト、データポイント20の周期のワンダー、そしてデータポイントごとのノイズから成っている。



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