化学オリンピック日本大会(2010年)
母校への寄付、慈善活動への寄付など、特に積極的でも消極的でもない。人並みにそこそこやっていると思う。そんな私が、この協力依頼には即座に応じる気になって寄付金を振り込んだ。
2010年7月に東京で第42回国際化学オリンピックが開催される。それに対する協力・募金のお願いのパンフレットが薬学会の会誌に同封されてきた。たいへんよくできている。A4版、8ページ、オールカラーで、今まで断片的にニュースを読んでいた程度だった化学オリンピックの概要がよくわかった。
・世界の高校生が集まって化学の実力を競うコンクール
・約70ヶ国が参加している。
・日本は2003年から参加しており、毎年入賞者を出している。
・日本で開催されるのは初めて。
・一次選考は全国50会場での筆記試験(約2000名)
・二次選考は東京での実験試験
・20名程度の代表候補が選ばれ、参考書や準備問題を受け取って勉強。合宿やレクチャーもある。
・最終選考で4名の代表を決定
・代表は実験を主としたトレーニングを受ける。
・7月に約10日間の大会に臨む。(実験試験と筆記試験)
パンフレットには鮮明な写真がふんだんに掲載されており、実験に励む高校生の姿がさわやかだ。日本大会の主催団体には日本薬学会、日本化学会、日本分析化学会、日本化学工業協会などが名を連ねている。各団体の構成員にパンフレットが行き渡れば、寄付をしたいと考える人は大勢出てくると思う。
ウェブではパンフレットほどの強い印象はないかもしれないが、できるだけ多くの人が協力して成功するよう願う。
● 第42回国際化学オリンピック日本大会」開催に対する寄付のお願い (化学オリンピック日本委員会)
● 国際化学オリンピック
● 全国高校化学グランプリ
「全国高校化学グランプリ2008」の申込受付期間
WEB 5月19日(月) 10:00 から 6月20日(金) 18:00
郵送 5月19日(月)~6月13日(金)の間の消印有効
(グランプリ2008に参加した高校1・2年生の中から2009年イギリスで開催の第41回国際化学オリンピック代表候補が選ばれる。)
「分析化学/化学分析」カテゴリの記事
- 「分析化学の基本操作」:3つのポイントに絞った入門書(2024.09.15)
- 分析技術で一人起業(8)起業して良かったことと今後の展望(2024.07.09)
- 分析技術で一人起業(7)宮崎という土地(2024.07.08)
- 分析技術で一人起業(6)経営者として(2024.07.07)
- 分析技術で一人起業(5)信頼性確保・法令対応・ラボ管理(2024.07.06)
The comments to this entry are closed.
Comments