実名の人たちのゆるいコミュニティがある
三中信宏さんの日録(5/29付け) に、珍しい姓で実名を名乗る状況を「given として生活をつくっている」とある。日本の姓は計30万もあり、「三中」は多い順の10,000位以内には入っていないそうだ。第10,000位の「広上」姓で、人口約700とのこと。「珍しい姓」という少数派も、合計すればかなりの人口になるのかもしれない。
blog を始めてからだんだんと、三中さん や 荒木圭典さん や 鈴木クニエさん や 鈴木聡さん のような皆さんが、トラックバックもコメントも介さずに会話してらっしゃるみたいだとわかってきた。専攻分野が近いわけでもないし、ウェブリングのような仕組みを使っているわけでもない。共通の関心や感性で、流れによって自然に繋がるみたい。
私の blog ではアクセス解析をしていないので、どこかからリンクされていてもわからない。だから気楽に書ける、という一面がある。本館は主要ページで解析をしているから、アクセスが多いところからリンクされるとプレッシャーを感じる。「ログ取ってんだろ?何か反応しろよ」みたいな。
トラックバックは、送られた瞬間に「相互リンクを受け入れる」という相手の最低限の要求を満たすから、気が楽だ。削除するか残しておくかさえ判断すればいい。(と私は思っているが、トラックバックにも反応するのが礼儀、という考えもある。)
解析は掛けずに、コメントには必ず反応、トラックバックは基本的に無反応、という今のペースが、私には一番合っている感じがする。
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